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ちょっと『閃めいた!』・・事がありました。
きっかけはトライパス社のCLASS-T・・・・という1ビットのデジタルアンプの基盤(石)・・・これが入っているアンプは音が良いとか・・・の話。
以前持っていたフライングモール(銀モグ)のデジタルアンプ(これはCLASS-Tでは無い・・確かCLASS-D?と思いますが)も良い音でした・・。
前にも書きましたが、非常に真空管に近い音でした。
デジタルアンプをじっくり聞き込むと、何と言うか端整で、正確な音で、良い音、優等生の音なのですが、そのせいでしょうか、なぜか鳥肌の立つような感動とか、面白みは少ないように思えたのでした。
真空管のほうが、余韻と言いますか、余計な響きが付く?ようで、変な話ですが、いい加減、かつ感覚的な我々人間にはガラスを通じて音の振動が影響する?!真空管のほうが味があったりするのでしょうか?・・・。わからないものです。
銀モグ・・・とって置きたかったアンプですが、当時は次の興味のあるアンプを買うのに、お小遣いが少々足らなくて、手放してしまっています・・・ああ後悔・・・。
と言うのは・・・・。
居眠りしてしまう深夜時間帯などの音楽再生用・・・のアンプが欲しいから・・・なんです・・・。
まったく困ったヤツで、すみません。
でもですね、いい音楽を聴いていると・・・α波出まくり・・と言うか、眠くなるのですね。
真空管はいい音なんですが、かなりの熱も発しますし、つけっぱなしで、つい「寝てしまう」のは良くありません・・・。
また扱いも敏感だし、本当に良い音はアンプを2時間以上温めてから・・・と言う話も有ります。ちょっと難しい機械・・・でもあります。
で、ちょい聞きにも良いようなお手軽な夜用アンプが欲しいなどと・・・不埒なことを考え始めておりました。・・・のです。
でもオーディオ用のデジタルアンプは高いし、買えないなあ・・・と半ば諦めていたのですが・・・。
降りてきました・・・頭の上で電球が光っちゃいましたのです・・・。
カラオケの業務用のアンプにデジタルアンプは無いかなあ・・・と探してみたら・・・。
ハイハイ!!有りました。・・・有りました。・・・有りましたーっ!!。
カラオケ機器は、オーディオ趣味の方からはノーマークですし、音も駄目と思われているかも??ですが、中古のアンプが安価に買えるのでした。
探してみると、アナログの中古のアンプも、片チャンネル120Wもあって7000円とか・・・これも業務用のファンまで付いた本格アンプ・・を見つけました。
で、本命のデジタルアンプもBMBのカラオケ用、「BK-DA10」を見つけました。
これが、片チャンネルなんと100W!!。お値段も8,000円から10,000円くらいの実勢で、オークションに出ていました。
やったー!。
で、この定価10万円、新品実勢8万円?くらいと言われるBK-DA10を、1万円で落札し(送料など込みで12,100円でした)導入しました。
で、これ、なかなか良い音で、真空管アンプに非常に近い音です。
やはり、デジタルアンプは真空管アンプの音に似ています・・・。不思議です。
女性ボーカルが、真空管よりほんのチョット・・硬いかなぁ・・・と言う程度で、素晴らしい・・・。
特に値段を考えたらVERY素晴らしい!!のでした。
小生のようなローコストなホームオーディオでは、発想の転換が大切なんでしょうね・・・。
これは
本当にお買い得と思ったしだいです。
ご紹介させていただきます。
たまに(妙に)聞きたくなる曲を、ここにパラパラと載せていきます。
『姫神』・・・・。
この民謡のようなハリのあるコーラス・・・。
堪らないのです。
『神々の詩』・・・・私の名前はアポです・・・などという歌詞を、古い日本の言葉??で歌っているようですが、心に沁みます。
テレビで沢山使われますから、有名な曲です。
あぁ「俺は日本人だな・・」なんて思います。
伊東由奈さんのアルバム・・・。
『HEART』。
謳い上げる系・・・の曲が多いのですが・・・、良い曲ですねー・・。
伊東由奈さんはバイリンガルで、先日もテレビでクリスマスの特番のトップバッターで歌ってましたが、英語は当然完璧だし、歌がとっても良かったのです。
感動しましたね・・・。ここまで歌えるんだ・・・と。ちょっと新鮮な驚きでした。
この後も、徐々に好きなアルバムなどのことを・・書いてまいります・・・。
また拙宅の試聴会をやりました。
放送系やオーディオ系の雑誌でコラムを書いている「オタク」のSさんと
いつもの小生の経営・財務系の先生Aさんと3人で一緒に・・・。
試聴会は良いです。
音の確認を複数の人の耳で出来るし、Sさんなどは特異なほど・・敏感な耳の人ですし・・・。
また好きなジャンルやソースは自分ひとりでは固定しがちですが、お仲間の持ってきてくれたソフトで世界が広がります。
今回も手作りスピーカー、D-58ESRの音は、Sさんの耳でも確認していただきました・・・。
やはりこのユニット・・相当すごいよ・・・と言う話でした。
Sさんは仕事の原稿の関係で、色々なオーディオの評論家やプロの方のお宅に行っていますので、耳は肥えているだと思います。
なにせ彼はソースの録音についてのコメントも(マイクがエレクトリックコンデンサー云々とかダイナミックマイクでは云々とか・・ホールの音がどうだ!とか)沢山出る趣味人ですので・・・。
これは次元が違う・・・情報量の多さ、・・・本物だと・・・そう言っておられました。
あんまり長時間、聞いていると聞き疲れるほどの密度とか・・・。
で今回試聴ソフトは、Aさんのソプラノ、Sさんのジャズ系、小生のリー・リトナーとユーミンを・・・。
やはり アンナ ネトレプコ さん・・はすごかったです・・・。
オペラってとんでもない芸術なんですね・・・。
SACDを買っておかなくちゃ・・・です。(SACDって簡単に廃盤、売り切れとか言います)
それと イネッサ ガランテ さん・・・小生は声の質が好きです。
たまらない声です。やさしさを感じます。
この方、年齢は小生よりちょっとお姉さんのようです・・・53歳くらいとか・・・。
このクラシックの歌たちは、宇多田ヒカルさんの歌とは対極的?・・・。
小生、宇多田さんの天賦の才・・・繊細感、とても好きですし、聞いていると感情面のチューニングが合うように感じます。ニュアンスがこもっている歌・・・と言いましょうか。
一方クラシック・「声楽」・・・は鍛えた職人技でしょうか、これを最近、やっと「良い」と思えるようになってきました。Aさんのおかげです。
蛇足ながら、小生の気持ちの中では・・・松任谷由実さんは詩の説得力、音楽全体の心地よさ、アイデアの凄さ・・・自分がまだ感性豊かだった青春時代の愛聴盤だらけ・・・で、ちょっとまた価値軸が別のところにあるように思います。小生の中では相当に絶対的なポジション・・・でしょうか。そう言う点では20代で嵌りまくっていたリー・リトナーも同じ位置かもしれません・・・。(小生チョッとだけギター弾きますし・・)
しかし、人間、何度か聞いて慣れるというのも大切ですね。
Aさんの推奨盤のオペラ・・・何度かこうして試聴会で聞くうちに、ちょっと・・良さ、凄さがわかりかけてきました。
今回は他に・・・真空管の交換試聴・・・前段球の12AT7の差し替えをやりました。
皆さんの意見では「一聴して違う・・・」ので、結構、楽しめるのですね・・これ。
試聴ソフトはネトレプコのルチア?・・。
ナント、グラスハーモニカ・・・ガラスの器の口のところを擦って音を出す・・・の音が生々しい真空管・・・も選考基準になりました・・・どの球も、このガラスの響き・・が違うのです。
面白いです。
で、小生推薦の東芝・・・は、お二人にはちょっと硬い・・・でもフュージョン等には良いだろう・・・となりました。
Eiエリートも聞きましたし、エレハモも、JJも、ドイツのRFT、中国のCCI、・・・。
Eiエリートと東芝は硬い、強いと・・・小生が一番良いと思う東芝は声楽ではNGだとか・・。
エレハモ・「適度なぬるさ」が・・好評?。
JJ・・・・・硬過ぎる、高域が強すぎる・・とのこと。
RFT・・・柔らかい・・ので好評だが、ちょっと高域が寂しいか・・・。
CCI・・・・ちょうど良い柔らかさと情報量と、高域も出ている・・・との高評価。
※右からエレクトロハーモニクス、JJ、CCI、東芝、松下、Eiエリート、Ei の箱です。
なんと何度か比較しながら、お二方が最終的にも良い・・・と言ったのは中国のCCIでした。
クラシック・コンポーネント・インク・・・CCI です。
驚きの結果ですが、納得の結果でもありました。
好みの影響もありますが、小生がオーディオには、抜けと情報量、音が飛んでくるスピード感、実在感などを求めており、特段、柔らかさを求めていませんので、当然かも知れません。
オーディオの良い音は、人の数だけ種類があるのかもしれませんね・・・。
怒りの話3部作・・・です。
まず1本目・・・。
ずいぶん前の・・・6ヶ月くらい前の話です。
小生が怒った・・・あきれた・・・話・・・。
その当時、良く通っていたコーヒーショップで事件は起きてしまいました。
「よく通ってた」を正確に言いますと、週に2回くらいで、仕事仲間の分まで含め4個くらい買うことが多かったのです。
その日は小生の分だけを買いに行き、いつもの通り・・・・お気に入りの味・・・
エスプレッソのショットを追加した、アイスのトールサイズのラテを注文しました。
『アイス・ダブル・トール・ラテ』だとか言いますね・・・あそこでは・・・。
で、お金を払って、コーヒーを受け取るカウンターの方にいますと、中の青年が、
『アイス・ダブル・トール・ラテ』のお客様・・・とかなんとか言いながら、商品を渡してくれました。
小生、カップが少々小さく感じたので、
『これ、トールですか?』と訝しげに聞きました。
かれは自信のある口調で、『はいトールサイズです』
『・・・・』 と首をかしげる小生・・・。
2分ほどで会社に着き、机の周りに散在する前日までに飲んだ「トール」の空いたカップの残骸を見て、瞬時に『トール』では無く、やっぱり小さかったことがわかりました。
この後、嫌な気持ちだったのですが、一応電話をしてクレームしました。
最低でも彼らは「謝るべき」と思っていました。
確認したのにやっぱり違ったでしょ・・・と言うつもりでした。
でも、その時、電話に出た男の人がいった言葉は、
チョッと待ってください・・・『事実関係を確認します』・・・・。
これには「えーっ」でした。(笑)
僕は、事実でない言いがかりを付けているのではなく、今、僕の目の前にショートのカップに入ったラテがありますから、それが事実です。・・・と言いました。
『疑うのなら、貴店から2分なので、見に来てください・・・。』と言ったのです。
その後、店長と言う女性に代わったりしましたが、要領を得ず、分からんことを色々言い訳をしてから、やっとこ・・・謝りに行くとか・・・・。
その時点では、もう、本当に「うんざり」「辟易」していて訪問を断りました。
最初から・・・ごめんなさい・・・だけの話ですから・・・。
人間ですから小生もそうです・・・。間違うときがあります。しょうがない?です。
最近、僕なんかボケッとしてますし。
謝る前に、自己正当化とか、変な理屈に付き合わせられるのは、コリゴリですね・・。
でも、この『事実関係の確認』と言う言葉は強い言葉なので注意して使う方が良いなあと思いました・・。
その後、僕はこの店に殆ど、行っていません。なんだか足が遠のいてしまいました・・・。
近隣の他の店に行くと、メニューや商品の呼び方など、なんら格好も付けていないし、コーヒーの味はそこそこなんですが、お店の人たちがとても感じが良いのです・・・。
小生は「味より笑顔」を選択していますね・・・。
また疑われたり(笑)・・・同じような気分は味わいたくないですから・・・。
2本目の怒りは、偶然同じ言葉なのです。流行(笑)でしょうか・・。
『事実関係を確認します』・・・。
お取引先のお若い方からメールが来ました・・・・。
小生への指示メールで、内容は先方の会社の全員の方宛に「新入社員としての自己紹介の挨拶状」を出しなさいということでした。
丁寧に先輩社員の自己紹介の事例も付いていました・・・この先輩のように書けと・・・。
瞬時に同じ姓の方への間違いと思いました。小生コンサルタントとして先方の会社さんのメールアドレスを付与されています・・・。
で、考えたのは、本来受け取るべき人に、このメールが行っていない・・・。
早く言わないと「この・・おそらく小生と同じ名前の人が礼を失する・・怒られちゃう」・・・と。
で、人事担当のお若い方に返信し・・・柔らかく・・・間違いじゃないですか?とわざわざ小生の会社の署名を付け、発信も会社からにして送ったのです・・・。
最初の間違いメールが昼ごろ・・。
小生の返信が1通目、夕方。
2通目・・・・夜遅めに念のため・・・。
翌日の午前一杯なんら返信も連絡も無いので、いよいよ同姓の方が・・・と思い午後1時ころ電話をしました。
ご本人不在で代わりの方の言うには・・・。
本人は昼食中・・・でも午後一杯・・夕方までは会議で部屋に入っているし、多忙なので電話には出れない・・・空いている時にでもコチラから連絡できるかも知れない・・・。
この後、小生はこの「会議中で多忙で・・でも、電話できるかも」・・・の矛盾に、そう言うことを言うのは、いけないことですよ・・・と指摘しました。
で、本人からの電話も、その後すぐに貰えたのですが・・・。
『事実関係を確認してから・・・』でした。(またかよ・・・笑)
小生は言いました・・・貴方のメールソフトの送信履歴を見るだけで済むことであるのに、何の事実関係を確認するのですか?と。(本当に笑)
謝るのはお嫌なの??でしょうね・・・。
翌日、本当に丁寧で長文のお詫びのメールを頂きましたが、あの日、すぐに「間違いでした」と電話の一本を貰えば済むことでした。・・・残念です・・・。
心配していた・・・同姓の方の挨拶状は、その翌日?くらいにALLで届きました。
怒り3本目です
私鉄は謝らない・・・半分くらい謝る・・。
昨日・・・12月27日。小生の利用している私鉄が、車両故障の影響で大幅に遅れ、通常25分の行程を2時間10分掛かりました。
で、小生注意して聞いておりました。各種アナウンス・・・。
『車両故障の影響で電車が遅れ、大変、ご迷惑をお掛けいたしております』・・・。
これはただの状況の説明であって、謝っていない・・・と昔から思っていました。
このアナウンスは途中駅、準急だの、地下鉄乗り入れの普通だの・・への乗り換え・・・車掌さんが何も言ってくれないので、他の乗客の動きや、普通を抜き去る準急の様子を見て、何度か下車した駅の「半分」で聞きました。
残りの半分の下車駅では・・・。
この後に
『深くお詫び申し上げます』・・・が付いていました。
そうです。ご迷惑をお掛けしています・・・は謝っていないと思うのです。
これは、かつての国鉄のフレーズでした。
現在のJRは・・・お詫び・・・をつけているように思います。
で、今では私鉄の半分の駅が昔の国鉄のように・・・お詫びはしない・・・のですね。
ちなみに乗った3編成の車掌さんもお一人だけが詫びていました。
二人は丁寧な?状況説明でした。
私鉄は本当に強気なんでしょうか・・・それとも、気にしていないのでしょうか。
本当のところは分かりませんが、25分の距離を、2時間10分も押され続けていると、腹は立ちますですね・・・。
そうそう
途中駅の・・・振替え輸送・・・の案内・・・もやや抵抗がありましたっけ。
「輸送かよ・・・と。」
俺達、乗客は「輸送」対象か・・・と。・・確かに他の言葉も難しいのかも??ですが、
いっそ乗客のことを
『自動乗降 人間貨物』とでも言ったら良いのにと思いました。
先週・・行ってきました!!!
大好きなアーティストが、同日、同じステージに「ご出演」でした。
・・・小生にとっては大変幸福な組み合わせ・・・。 なんと!!
アン・サリー さん とPort Of Notes・・ポート・オブ・ノーツ (畠山美由紀さんのいるバンド)の出演するイベントでした。
アン・サリーさんと畠山美由紀さんなんて・・・・夢のようじゃないですか!!
生で聞く大好きな二人の女性ボーカル ・・・すごーく良かったです・・・・
ただ惜しむらくは、なんと・・・SRのスピーカーが駄目でした。
天井から吊っているので、ボーカルが頭の上から降ってきます・・・。
これは違和感が有ります。
右前方のステージにいるアン・サリーさんの声が左の頭上から聞こえます・・・。
ホールの大きさによりますが、やはり小ホールでは、左右のスピーカーの高さは、(できることなら、)アーティストの身長より「やや高いくらい」までに収めて欲しいですね・・・。
アーティストの口から声が聞こえる感じが確保できますから・・・。
この時、さらに小生には(座席が左側の結構、前の方でした)左のスピーカーの音しか聞こえませんでした。角度の問題で右のスピーカーの音は聞こえないのでした・・・。悲・・・。
それと、致命的なのは、声の張るところで、スピーカーがビリビリ濁った音を出して振動をして、歌を台無しにしていた事です。
こういう基本的な音質の事は、イベントの主催の方々が、少々気にしていただければ良いのにと思いました。
ビリビリ濁った音は、結構目立つ状態で、この音質のせいかどうかは知りませんが、途中で席を立ってしまう方も数人いました。
小生は、それでも途中から、精神力・集中力で音を補正して、ビビリをマスキングして聞こえない気持ちにして、楽しんで最後まで(アンコールまで)聞いておりました。
うれしくて悲しい体験でした。
このイベントも、一人で聞きに来ていらっしゃる方が結構多く、小生も肩身は狭く無かったです・・・。
「個人主義」と「傍若無人」は違う・・・・自分勝手やワガママはやっぱり・・いけない事・・・。
小生そう思っています。
かなり以前から違和感があるのです・・・。
ここ最近の日本の「風潮」・・・。
何か他人の事を全然考えていない・・・と言いますか・・・。
他人に対して温かくない・・・と言うか・・・やさしくないと思うのです。
自分さえ良ければそれで良い・・・。
誰でも本質的にはワガママなのかも知れないけど、それでもやっぱり行き過ぎな状態は、駄目だと思うわけであります・・・。
もう、こういう自分さえ良ければ・・的な価値観を、皆で見直す時期が来た・・・のじゃないかと思っています。
(この真逆で、人に優しい、人を思いやる・・そう言う価値観が、「三丁目の夕日」の感覚じゃないでしょうか・・・。昭和レトロな生き方・・・と申しましょうか・・・)
電車に乗っていると、良いのだか悪いのだか・・・悩んじゃう光景?を見る時があります。
昨日も日比谷線で小生の近くに乗っていた方が5人・・・5人とも乗車してすぐに携帯電話の画面を見ています。
皆さん大人で、女性も男性も中年・・・。
(若い人は5人のうちOLさん風の方一人だけ・・。)
携帯コンテンツは弊社の商売ですし、このこと自体、大変嬉しい光景なんですが、つり革のある座席の前でなく、それがドア付近だったので、「ここではちょっとまずいでしょ・・」と思った次第なのです・・。
混んだ電車内で、自分の前の人の背中に、携帯をくっつける様に押しつけながら、携帯と目との距離を確保して・・・と言う状態でした。
これは相当・・・異様な光景にも見えましたしね・・・。
小生も「つり革の前・座席の前で立つ」と言う幸運な陣地を確保したら、それが優先席の近くでなければ、しっかりメールを見たりオークションを見たり、ゲームをしたりしていますが・・・。
ドアの前で5人が5人とも・・・では・・・この場所は周囲に配慮する場所・・・降りる人がいないか?とか、自分が邪魔にならないか?・・・とか、次の駅は一旦降りてまた乗る!とか・・・配慮するべき、考えるべき場所!!と思っていたので・・・違和感を感じたのでした。
それは「ちょっとワガママが・・・」と思うのです・・・。
携帯電話の背中押し付け以外では、ヘッドホンオーディオで電車内で音楽鑑賞がチョッと嫌ですね!いまだに・・・うるさい人、音漏れがひどい人、沢山います。困ったものです。
・・・本当に「つらい」です。(問題外?とさえ思うのです)
小生は、この手のヘッドホン・オーディオは持っていますが、結局使っていません。
ハードは興味があって買ってしまった・・・けど、聞いていませんのです。
圧縮の音は192kでもイマイチな音質でしたから・・・。
(完全な非圧縮で取り込んだらCD以上と言う話ですが・・・。)
音質もともかくですが、歩く時などに周囲の音を聞くのは、安全上必要!!と感じているからなのです。
この安全の要因がメインなのですが、・・・で使っていないのです。
屋外で耳をふさいでしまうのは、大変危険だ!!と思っているのです。
逆に言えば、ある意味・・・これを都会の歩道で常用するのは「ちょっと平和ボケ」とも思えてきますし・・。
引ったくりの原チャリが背後から迫っても・・・エンジン音が聞こえないなんて!!!
小生、街を歩く時に、後ろを歩く方の足音や気配とか、後方からの自動車の接近とか・・・救急車の音とか、自転車のチリンチリン言うベルの音とか、色々な情報を耳から入手しています。
人は目だけでなく耳からも情報を取りながら行動するのが、自然かつ安全だと思います。
ですので、音楽は家に帰るまで、所詮小一時間の間ですから・・・・我慢??しています。
これくらいはそれほど大きな苦痛ではないです。
そもそも雑踏で聞く音楽は、音が雑音と混じって汚れてしまっていますしね・・・。
電車内や歩行中は・・・音楽で周囲の世界と自分とを隔絶するなんて、そこまで個人主義でなく、人と共生していることを前提に行動しても楽しいのではないでしょうか・・。
でも、こんなのオッサンの遠吠えですね。ごめんなさい。
で、このようなワガママな風潮が国中に蔓延していて、それが「風が吹けば桶屋が儲かる式」に、昨今、世間の話題になっているような処々の事件?や問題にもガツンと「通じている」ものがある・・・とも思うのです。
偽装、偽造、詐欺まがい、ウソ、無駄、汚職・・・・。
も「拝金主義」や「自分さえ良ければ良い」・・・が関係しているように思います。
儲かれば何をやっても良いのか!!
国や企業など・・組織に、正義は必要無いのか?等と思うのです。
●そもそも、この国は様々な問題を純粋な少年達に説明不能なので、なんて悲しい国だと・・・・・・なんで税金を払っている国民が高速道路を使うときに、また料金を払うのか・・・世界中で殆ど日本だけが高い高速料金を払っている・・・という事実を純粋な少年たちにどういう理屈で説明するのでしょうか?
●なんでコツコツ収めた老後のお金が、どこかに勝手に流用されているのか・・・なぜ個人別に管理されていないのか?・・・。話題になった無駄な保養施設の建設に使われたお金や、失われたデータ・・の責任はどうなってしまうのでしょうか・・・このことがそのままに放置されるのは、・・考えられないのです。
●国の仕事の評価基準は知りませんが、どうも民間の様な費用対効果ではないように思うのです。・・・お金を節約して同じ効果を上げたら評価される・・・そういう常識的な基準・方式にしないと無駄使いの感覚が無く、考え方は変わらないと思うのです・・・これはクリアーな気がします・・のに、なんで予算を使いきってしまうこと・・が良いことなのでしょうか・・・。
●経費の実績作り、次年度の予算確保のため、3月に突然増える駆け込み(道路)工事・・・皆さん口々に不満を言っていますし、迷惑だし、予算を無理に使っている・・・と言うことも誰もが分かっていて、・・・なぜ怒らないのでしょうか・・・。
●レベルの低い話では・・・同じような住民税を払っているのに、なぜ「近郊の町では街灯が暗い・・・街灯が少ない・・・街灯がボロッちい・・なのでしょうか?」都心とは相当違います。こういう行政サービスのレベルが不公平・・・・低い場合は、どこに、どうクレームすれば良いのでしょう。
食品偽装は健康に直結しており、相当シリアスなことですが、そう言うレベルに良識・良心が働かない企業が沢山ある・・・国。国中のモラルがおかしくなったのでしょうか・・。
つらいです。
先般も、大手のファーストフードさんが一部の店舗でのみ不正を行っていたとか、アルバイトがやったとか淡々と説明していたので、驚きました。
まるで一部の不心得者だけの話・・・と第3者のように・・・対応するなんて・・・当事者ですよね・・本来。
それに全部の店ではないから問題ない・・・風に解説している立場じゃない・・・と思いました。
某IT系の大手企業さんで、粉飾決算や株価操作、マネーロンダリングの疑いで金融犯罪の様相を呈したあの事件・・・の話でも、拝金主義、金を儲ける為ならば、何をしても良い・・・と言う風潮を感じました。
世間もそれを許しているようで、危険だなあと思います。
今でも小生は、この世間の間違った評価・・・が問題だと思っています。
犯罪は犯罪だと思うのです。
小生の経験でも、IT系のイケイケの会社さんでは、驚いたことがありました。
昔、あるIT系の会社の方が、小生の勤める会社にお取引の申し込みをしに来られました。
・・しかし、その方の会社は、小生の方に申し入れをする傍ら、当時の小生のお取引先に小生達抜きで直接、取引を開始しましょう、と言っておられました。
小生は自分達のお取引先から、その事を注意されたのでした。
「あの会社は何者ですか?貴社の取引先だと思って話を聞いていたら、ウチにオタク抜きで、お取引してください安くしますと言ってますよ・・・」と。
小生は「ビジネスにも、モラルがある・・・」、「商道徳と言うものがある」と先輩から教えられてきました。
いくら儲かる話であっても、やって良い事と・・・悪い事があると思います。
他人を巻き込んで、世間を騙して、迷惑を掛けて、ウソをついて、それでも成功して金を手にすれば、それを誉めそやす世間がある。
そんなのいけない!!・・・と思います。
数年後、その会社さんは・・・(この話、実は有名なあの会社さんの前身の会社・・そのものなんですが)BIGになられました・・・後々の事件も前述のように超BIG?でしたが・・。
小生などいまだに弱小なので、何も言う資格がないですね・・・悔しかったらインチキをやってでも、儲けて「でかくなってから言え・・・」ですかね。ヤダヤダ・・・。
負け惜しみだと言われそうです・・。すみません。
しかし、しかしです。
市場競争至上主義でも、手段に問題がある時は、やはり戒めるべきだと思います。
・・・正々堂々の競争なら良いのですが、勝てば反則でも、何でも良い・・・のも・・・大いに問題だと思うのです。
最近も「無料」「無料」と宣伝している商売で、実は一部の無料領域を強調しているだけで、嘘で無いと言えば、確かに嘘では無いのですが、お客さんに「全部無料」と誤解をさせているようなものを良く見かけます。
人を集めるのは無料の看板、入ってみると確かに?無料?・・・でも、それは一部領域だけ・・・××は無料・・・確かにそう言われているし、嘘ではないけれども、利用客は都度課金で、××でないところには・・・お金を沢山払っていくことになる・・・とか・・・。
よく考えられているビジネスですが・・・入り口の「無料の強調」がどうも姑息な感じで、嫌な感じがしますですね。少なくても騙してます・・お客さんを・・。
・・・ここらで、熱くなっているオジサンは、個人主義の話に戻ります。
人間社会に生きていながら、あえて「個人主義」と言うのであれば、それはルールを守って社会と共存することだと思います。
個人主義は大人のもの・・・違法行為でもなく、モラルにも反せず、人に迷惑を掛けず、・・でないと個人主義を語ってはいけないように思います。
何度も繰り返して恐縮ですが、そろそろワガママな社会を見直す時期だと思います。
儲かれば何をやっても良い、犯罪でも良い。
バレなければウソでも平気。
金がすべて・・・。
海外から見たら、日本はどういう国に見えるのでしょうか・・・
以前ここで、「 Asian Strange Fruit 」、アジアの奇妙な果実・・・と書きましたが、
今や、東洋の恥知らずな国・・・でしょうか
合掌。
最近、個の時代・・とか言いますが、小生その言い方は、余りにも良過ぎる言い方だと思っており、「そうじゃないでしょ・・・」と抵抗があります。
小生はここ最近の状況は、個の時代どころか、ただの「自分勝手な時代」・・・「ワガママな時代」・・・と思っています。
このあたりの話は、またジックリ書かせていただきますが、
それとはまた、別に、最近感じているsomething・・・があります。(ルー大柴風)
「〇〇系」な人々のことです。
なんとか系・・・とか、人間のカテゴリー・・・いくつくらい言えますか?
沢山理解できたら精神年齢が若い・・・とか???
閑話休題・・・若者語?というのは困ったものではありますが、ある面、記号性豊かな言葉だと思いますですが、彼らの「カテゴライズ欲求?」(すみません勝手な小生の造語で)は、少々興味深く、一人悦に入って分析して遊んでおります・・です。
『俺って○○系の人間だし・・・とか、私は○○系の服が好きです・・・とか・・・・。』
こう言う「カテゴライズ欲求」は一種の人間の帰属欲求の現れ・・でしょうか・・・。
そもそも「流行」だってそう言う微妙な心理でしょう!?。
だって、人と一緒は嫌だと言いながら、同じものを着る・・買う・・・そういうのが「流行」なんですから。
これは個性を追求する発言とは裏腹な、明らかな矛盾ですが、カテゴライズ欲求の安堵・・・と言うような安心を得る事もできるのが、良いのだと思います。
理由付けして、選んで、薀蓄言って、納得したうえでならば、それらを良いと思う人達と同じになってしまっても良い・・ことなんでしょうね。
こだわった後、納得できる範疇なら、人と一緒が積極的にも・・心地よい・・・安心できる。
格好良いなんて言ってもらえちゃうかもしれない・・・カテゴライズ安堵・・・流行心理・・・。
あぁ・・・なんと人間は・・・人間らしいのだ・・・でしょうね・・・。
秋葉系・・・知ってますでしょ・・
渋谷系・・・うーむ
新宿系・・・よく分からない
下北系・・・半島じゃないです。
癒し系・・・・大好き!!
なごみ系・・・・???
はげまし系・・・そんなのあるの???
いもうと系・・・・よく分からないけど、きっと可愛いのだ・・・。
まじめ系・・・・どういうんだろうか・・これ
出会い系・・・・人じゃなくてサイトでしょう?
お水系・・・・・これははたして系か?職業か?
V系・ヴィジュアル系・・・・これは一時、良く聞きましたね
お兄系・・・・男は嫌いなんで、どうでも良いので・・・
お姉系・・・・いい女系だそうですが・・・本人が言うのはねぇ・・・・信じてよいのやら??
体育会系・・・・おお筋肉!!・・。
ちょい悪・・・どうも「タダのバカ親父」に見えてしまうのは・・・・小生だけでしょうか
カワイイ系・・・お願いだから・・・自分では言うなよな・・・って
ギャル男・・・・コメント無いです
ゴスロリ・・・・好きな人はこの服を好きですね・・・・本当に根強い!!
メイド・・・・・・・喫茶店??チラシ配る子の方が店内より美しいとか・・・。
ウラハラ系・・・・原宿の裏通りの・・・・10年位前に聞いた言葉・・。
メンヘラ・・・・・メンヘルといわず言葉をチョッと活用して・・ボカしているのが大人っぽいか?
キモカワ・・・・分からない感覚・・・気持ち悪くて可愛いとは、いったい何??
腐女子・・・・・尼寺ではなく・・・・・2丁目に行け!!2丁目に!!でしょうか
キモオタ・・・・・うーむ・・・分からないです。
ツンデレ・・・・・これって・・・ただの素直じゃない・・性格の悪いヒトですか???
クーデレ・・・・クールにデレデレって、いったい何って感じです??
ゲーオタ・・・・わかりやすい・・・ゲームオタ
鉄オタ・・・・・友達にもいます・・・モハ・・・キハ・・・・700系
2ちゃんねらー・・・・おおっこれは結構、巨大勢力。オピニオン発信地。
ニコ厨・・・・・・ニコ動中毒・・・見ていると止まりませんね・・・一人でやるセッションとか・・・。
スイーツ(笑)・・・・・旬の表現らしい・・雑誌的流行にすぐ乗る・・昔で言うミーハーのことで
しょうか・・。
IT系・・・・・・イットケーという読み方は総理大臣に任せておいて・・・
1本イットケー!!などとは使わない・・・。
技術系・・・・今や「普通」の系
ジョギング。
土曜日に息子・・・中学1年・・・と走りましたが、やはり身軽と言うか少年には全然勝てません。そうか・・・と自分の遅さ・・・に驚きました。
うーむ現実は厳しい。
約4kmの道のりですが、息子は全然平気・・・小生はゼイゼイ・・・。
タイムはいつものユックリペースです。
最後の500mくらいは、スパートされて200mほどの差が・・・・。
これでは駄目だなあと思った次第。
急ぐときはボクサースーツ(サウナスーツ)はやめた方が良いのかもしれません。
暑くて凄い汗でこたえます・・・。
今後はやはり、スピードも少々考えないとイカンでしょうか・・・。
まだまだ・・・修行が足らん・・・です。
CDの音質・・・のちょっと続編です・・・。
音の悪いCD、実は他にも沢山ありますのです。
これはアーティストさんの問題ではなく、本当に残念に思うのですが・・・・。
このお話のアーティストさん・・・「バンド」を、小生大好きなんですが・・・。
日本を代表するポップス・ロック系のバンドなんですが、・・・このCDの音作りの面では、相当悲しい・ひどい作品が、残念ですが・・・かなりありますのです。
本当は・・正直に言うとそのバンドのCDは、ほぼ全部。「ダメ」だと思います・・・。
ボーカルの方がソロ活動で出しているアルバムでも・・・なんと音質傾向は同様なのですが・・・。
音が団子状でほぐれていないし、ボーカルがこもっています。
ステレオ音源と言うよりは、モノラルのようになっていて音が拡がらないのです。
空間の情報が無い・・と言いますか・・・。
素人推察では、たぶんモニタースピーカーが相当ハイ上がりな・・・高音が強い状態のスタジオを御使用なのではと思っています。
モニタースピーカーの高音が豊かなので、モニタールームでの聴感上、十分な高音・歯切れがあるので、それで音を決定してしまっていて、それが普通のスピーカーでは高音不足のこもったボーカルになっているのでは・・・と思うのです。
売れている方達なので、お金はあるし、おそらくモニターには相当良いスピーカーを使っているのでは・・・と推測されるのです・・・・。
でも、モニタースピーカーの目的って、悪い音を素晴らしい音に飾ったりしちゃあ「いけない」と思うのです。
団子のような、ほぐれない音は「団子のまま」・・・高域不足は「高域不足」のまま・・・。
ニュアンスなども魅力的になっては「問題だ!!」ではないでしょうか・・・。
高級な超大型のモニタースピーカーの使用を止めて、これを10cmか16cmのフルレンジのバックロードホーンスピーカーあたりに置き換えて、「モニター」として、これを聞いて音作りをしてもらえたら、ユーザー宅での現実レベルの再現性が高いと思っています・・・。
(止めて・・・と言うのは言葉の綾ですね・・・すみません。実際は、止めなくても、もちろん良くて、他のスピーカーでも確認していただけたら・・・と言うことです・・・しかも他のスピーカーと言うと定番で出てくる・・国産の有名な黒くて小型の2wayスピーカーだけでなく是非敏感なフルレンジスピーカーを!!・・・と言いたかったのです。すみません言葉足らずでしたね・・・)
つまり、小生が申し上げたいのは、プロ用モニターに要求されるのは、素晴らしいとんがった高性能や凄い迫力・・・と言うことではなく、ユーザー宅での「普遍的な再現性・・・」の実現のための性能・・・ではないだろうか?ということなのです。
CDラジカセはユーザー宅の現実的な装備だと思うのですが、余りにプアすぎてこれを標準に音を決めると、普通の・・・まあまあのコンポや装置で聞くと低音が出すぎるとか、うるさくなり過ぎるとか・・・音の方が歪(いびつ)になってしまうと思います。
音楽は世の中で、いや、世界中で・・・色々な聞かれ方をすると思います。
ラジカセ専用と言うのはいかがなものか・・・と思うのです。
かと言って、プロ用の40cmクラスのウーハー2発と高音用はドライバーにホーンをつけた物に、さらにホーン型のスーパートゥイーターまで付いた構成・・・などの100万円もするようなリッチなスピーカーを基準にして、音を作っていては、それも駄目??だと思います。
だって、そのような音のする凄いユニット構成のスピーカーを持っている家庭・・・など殆どありませんから・・。
音楽の品質とか家庭での再現性とかを考えますと、基準として妥当なところは小口径・10~16cmで、高品質なフルレンジ・スピーカーで、できるだけフラットな特性に近づくような箱に入れた「もの」ではないかと思うのです・・・小生の好みはバックロードホーンですが、バスレフでも良いとは思います。
こういう音決めですと、ユーザー宅で「普遍的に再現する良い音・・・」になるように思います。
何を素人が言ってやがる・・・まさにその通りです。
そのど素人何を言うか・・・のそしりは免れませんですが、こういう意見もありますと言うことで
お許しをいただければと思います。
と申しますのも、アーティストは好きなのに、CDが・・・余りに残念な音源があり、こういう視点を申し上げたくなったのでございます。
もとよりフルレンジ・スピーカーというのは、高域・低域ともに限界のある、「妥協」のユニットかも知れませんが、音の安定と再現と言う観点では優秀!・なかなか良い!・・・・と思っております。(ネットワーク回路が不要・・・という話・・・などがこの背景にございます)
暴言お許しくださいませ。
長岡先生の設計されたバックロードホーン・スピーカーは、「ソースのあらを暴く」「ソースを選ぶ」・・・というのは先生のお言葉でした。
小生も色々自作してきて、バックロードホーンの箱に入れた、高級な超強力フルレンジ・スピーカーを聞いて、その話は本当だと思っております。
大好きなアーティストのアルバムでも録音がダメなものは聞く気がしなくなるのです。
これは驚きの体験でした。
音の悪さに・・・ウンザリと嫌気が差してしまうのです。悲しいことです。演奏・歌唱は素晴らしいのですから・・・・。何と言ってよいのか・・・・。
逆に言いますと、海外のトップアーティストのアルバムなど・・・非常にポピュラーなもので、ボリューム(音量)を稼いだ、ラジカセを意識したような音作りでも、それでも音のバランスが良くて、十分美音といえる素晴らしいもの・・・もあると思います。
これは技術でしょうか・・・思想でしょうか・・・これこそ、素人には分かりませんのです・・・。
最近気が付いたんですが・・・。
と言うより、ディレクターFさんに言われて思ってたんですが・・・。
モニタースピーカーって相当大切だ!!・・と言うことが、とても気になるのです・・・。
Fさんは、拙宅でD-37ESを聞かれた時、「スタジオでもこんな音で聞いていないよ・・・この音なら一発でOK出しちゃうよ・・・」などと笑いながら、言っておられました。
あのスタジオの大型モニターを沢山聞いて来られたのに、意外だな・・・と思ったものです。
でも、まさに「そうなんだ」そうです。
スタジオの音より超オーバーダンピングの高級なフルレンジユニットを使ったバックロードホーンの音が好きだと・・・。
ユニットの反応が素早いから・・・でしょうかね・・・。
ネットワーク回路が無い、ピュアな伝送だからでしょうか?
位相が狂わないからでしょうか・・・。
かくしてD-37ESもFさん宅に嫁いだのですが、最近、この話しに関連して、ちょっと感じることがありました。
本来、拙宅などは、極端に言うと(ユーザー宅ですので)、良い音だろうが何だろうが小生さえ良ければ、どうでも良いのですが・・・テストで音を聞いて、音を決めるリマスタリングのスタジオなどのモニターは相当責任重大だと思ったのです。
それにはちょっと『きっかけ』があったのです。
ベスト盤と元のアルバムの音の違い・・・です。
だって、いくつかのアーティストさんでリマスタリング・・・と書いてあるベスト盤を購入してビックリしたのです・・・。音が悪くて・・・。
それは音が「団子」になっていました。
うるさくて仕方が無いし・・・。
CDに限界までの大きな音で音を入れている・・・つまりゲインがオーバー気味で・・・素人考えでは、ラジカセ用の音量を稼いだリマスタリング・・・でした。
ゲインオーバーしておいてリミッターで音を押さえているような・・・なんか、そんな感じの詰まった音??なのです。
これは音的には、かなり辛いひどい音質で、ガッカリします。
ベスト盤を買うのは音を気にしない人・・・と勝手に決められた様な気分でした。
だって元のアルバムはもっと「まともな」音・・・だったんですよー。
簡易型のオーディオの弊害?でしょうか・・・。
もう一つ思うのは、アーティストが可愛そうだ!!と言う事でした。
例えば、J-POPでは、なかなか売れている某男性の2人組・・・このグループはベスト版でなくても、本当にひどい音・・・アーティストがきちんとした装置でモニターして納得して音作りをしているのか疑わしい!!・・・くらい・・・。
もしかして、最後の音決めはエンジニアだけに任せていたり・・・でしょうか?
もし、この状態をご本人たちが気が付いて・・・比較などして・・・実態を知ったら、相当怒るのでは??と・・・。
(本当に、このアーティストのお二人を、拙宅にお招きして他のアーティストの盤などと、色々比較してお聞かせしたら、真っ青になって怒ると思うのです・・・始めの数秒で音の悪さは分かりますので・・・)
または・・・、それとも、ラジカセ用の音作りで「確信犯」でやっておられるのか・・・・。
そう思いました。
でも、海外のポップスもので、音のデカイのもありますが、それでもこういうひどい音は余り記憶が無いので、日本のは単なる失敗??でしょうか・・・。
リマスタリングの音の良い方の例では、松任谷由実さんのアルバム・・・これは、再発売のアルバムもベストも本当に納得の高音質・・・と思っています。
お金が掛かっていると言いますか、良い音で安心して聞けます。
オーディオ・オーディオなどと礼賛して言う気も毛頭ありませんが、ひどい音質のCDも有るのは事実ですし、それは現実なので受け入れるしかないと思っていますものの・・・。
アーティストが可愛そう・・に思います・・・。
オーディオが滅んだ・・・・だから「いけない」のでしょうか・・・・。
荒いサンプリングのメモリーオーディオの使い勝手の良さの前では、オッサンの遠吠えでしょうか・・・。
でも・・・悲しいです。
真空管を替えると音が変わるのか?
小生は、これには少々懐疑的??でしたのですが、チョットやってみましたので、レポート
いたします・・・。
小生のオーディオのアンプは、(マニアの方から見たら・・・語るな!!と叱られそうな・・・高
いもの、立派なもの?が無いラインアップです・・・)
プリアンプがテクニクスの安価なバッテリードライブ(SUC-1010)SN比110db・・。
パワーアンプは真空管のアンプで、EL34と言う球のプッシュプル回路のもの。
もう一台の切り替えて使っているパワーアンプは、アメリカのクラウンのD-45というプロ用?のトランジスターのアンプです。
(D-45の導入経緯や音の事は、このブログの4月9日に書いてございます・・ご興味ありましたらどうぞご覧くださいませ)
自宅のラックです。下段の奥に真空管アンプが・・・。
で、今回、この真空管のアンプで、色々球を差し替えてみて、音の違いを聞いてみました。
小生もともと「真空管の変更では大して音は変わらないんじゃないか?」という・・論者です。
と言っても、今まで余り差し替えの実験もしませんでしたので、言う資格は無かったのですが・・・。
かつてのチョコッと・・の経験では、そう言う印象でした。
今使っている・・このEL34のプッシュプルのアンプは、オークションでは結構有名な方で・・・
「できたてプリアンプ」と言う名称でいつも・・・主としてプリアンプを手作りされ、出品されてい
る方に直接メールを書いて、お願いして作っていただいたパワーアンプなんです。
言ってみれば・・・個人の製作者の方へのオーダー??アンプでしょうか。
こういうと・・・なんか微妙に格好良いですね・・・。
真空管、前列4本のうち外側2本が12BH7A、内側2本が12AT7。
後列の大き目の4本がパワー管のEL34(写真は文中の中国製の球です)
使用されている部品からしたら相当に安価に作っていただいている・・と思います。
差し替えをしてみようとした経緯・・は、実はパワーアンプからのノイズでした。
急にプスプス言い初めました。
素人なりに一年程使ったスロバキアのJJと言うメーカー製のパワー管・EL34が4本とも寿命かな???・・などと考えていました・・・。
ノイズの発生源は「JJ」のパワー管では?と推察したので、かねてから持っていたスペアの真空管・・・中国の、メーカーは分からないのですが、エレクトロンチューブと表記してあるEL34B・・に変えてみました・・・。
するとノイズがなくなりました。
と同時にチョッと驚いたのです。
『音が良いのです』『すっきりと抜けも良く、かと言って高音域のカサ付きや硬さもない・・』
今までの小生への、刷り込みでは、JJがカチッとした、良い音の筈。
定評と異なる自分の耳に・・・愕然。
JJはすっきりとして伸びきった現代的な音・・・と思い込んでいたので、ちょっと「アレー??」
と疑問??が沸いたのです。
ですので、もちろんですが、元々好きなJJのEL34も4本新しいのを買ってきました。
でも正直に言うと、小生のアンプにおける比較では、JJは硬質感がやや強めに出ていて、音の抜けは良いけれども、高音がやや強く、聞き疲れスル感じで、エレクトロンの方が聞きやすいし全体のバランスも良いように感じられたのです。
この結果には『びっくりコキ麻呂』です。
「定評」の「刷り込み」・「先入観」が音の聞こえ方に影響するんでしょうか?・・。
人間と言うのは、そう言う先入観と偏見の生き物でしょうか??
今までは自分で比較せずに思い込んでいましたから・・・。
もちろんアンプとスピーカーユニットのFE208ESRとの相性の関係も有りますが、拙宅では中国の・・エレクトロン・チューブの4本5500円ほどの安価なEL34が、適度なバランスで、「良い音」なのです。
大好きなJJは、新品でエージング不足もあるためか・・・音が硬くて、高音がカサついて聞こえました。 ショック・・・。
ついでに前段の球・・・12AT7のノイズも疑ってみました。
で、音の差も気になり、色々差し替えてみました。
女性ボーカルの、同じソースの、同じところを、同じボリュームで、聞いて比べたのです。
果たして現状のNECの12AT7はノイズの原因には、なっていませんでした。
しかし、パワー管での音の差より、明らかにこの前段の球の方が音の違いが有りました。
・・・これにもビックリでした。
で、色々試した結果は・・・・!!!!。
①好ましい・・・硬すぎず、サ行が強くならず、低音とのバランスも、音の抜けも良いのは・・・。
●東芝さんの12AT7でした。
同じく良く似た音で好結果だったのが
●Ei Elite の12AT7EG のゴールドピン・・です。びっくりでした。
・・・この球はブラインドテストだったら東芝と聞き分ける自信がありません。
とても良く似た音でした。・・・すでにこの真空管は廃盤のよう??ですが・・。
②次に、やや硬質感が出てしまうのですが、音の抜けは良いし、聞きやすい良い音なのが(小生の中で2番の評価)
●NEC(日本電気)の12AT7で。
これに結構、近い感じが
●エレクトロ ハーモニクス(エレハモ)の12AT7でした。(ロシアの球です)
安い球なのでCPが良いと言えますですね、これは!!。
この二つも大変・・・似ていました。
③次は高音域に特徴があり、女性ボーカルの「高音の張り」がちょっと強く、声質が違って聞こえてくるのが・・・小生の好きなブランドである
●JJの12AT7 でした。
(写真は左から 東芝、NEC、CCI、Ei、エレクトロハーモニックス、JJの6個です。)
と言うことで、いままで使っていたのは・・・。
前段がNECで
EL34がJJでした。
(ちなみに12BH7Aも2本ありますが、これは東芝です。)
今後は当面、東芝製を温存し、Ei Elite のゴールドピンの12AT7EGを使い、
EL34はエレクトロンチューブ(中国製)で行ってみます。
やってみて思ったのは、小生はたいした耳を持っていないこと。
それでも、自分の聞いた感じを信じることが大切・・・なように感じますし、研究の余地が有りそうでした・・・・。
やってみても違いが不明の時は、違いは不明・・・で良いように思います。
今回は女性ボーカルで、ベースの低音も、ドラムも豊かな曲を・・・選んでみたのですが、声質に着目すると意外に違いを感じることができました。
楽器の音では判断しにくいですが、「声」は何とかなりました。
今回のご報告は、あくまで小生の主観ですし、拙宅のシステムの特性との相性での聞こえ・・だと思いますので、 もちろん真空管の普遍的な性能を云々するものではございません。
念のため「拙宅での主観」でございますことを、申し添えさせていただきます・・・。
今後は、やわらかめの音の前段球と、固めのパワー管との組み合わせとか・・・。
その逆をやってみて、支配的なのはどの球か探るとか・・・好みの音へのチャレンジをするとか・・・も面白いだろうなぁと思いました。
自分のスピーカーやCDプレーヤーとの相性・組み合わせの影響や、何より「部屋」の影響も有りますので、補正もできるかも・・ですし、色々楽しめそうですね。
以上 まったくマニアックで?不要な?ご報告でした。
「FIRST LOVE」・・・宇多田ヒカルさんの随分前のアルバムを聞いてみました。
一時は本当に嵌っていて毎晩聞いていたアルバムを・・・。
やはり良いですねえ。
情感が豊かなボーカル。
歌詞も若い、素直な感情が伝わってくるような、みずみずしいもの・・・。
シミジミ聞くと本当に感動します。
気持ちが伝わるような・・・そう言う歌唱・・・。
「automatic」もキターって感じです・・・。
久しぶりに聞くとね・・・。
装置の方は、新しいD-58ESでどうかなあ?と思いつつ、聞いてみたんですけど最高でした。
かつてはFE108ESⅡを入れたスーパースワンで聞いて嵌っていたんですが、今回の方が低音が凄いので、まさに「新兵器」で、結果として「より音楽性が増す」といいますか、アーティストが表現したかった音楽・・・とりわけ「低音」を再生できているようにも思いました。
おそらくスーパースワンとはチョッとの差ですが、低音の極低いところの「豊かさ?」が違うのでしょうね。
最新のアルバムが待たれます。
Flavor Of Life の後のアルバムが聞きたい・・・。
精神・神経面・・・内面が繊細な方なんでしょうね・・・きっと。
だって、あのメロディーは相当に心に入り込んで来ますからね・・・。
天才・・・こういう表現じゃ微妙に違うし、??とは思いますが、
いい言葉が見つからないですが・・・「天才」だと思います。