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8月23日に、去年から久しぶりに行き始めた「日帰り人間ドック」に行って来ました。
あの亡くなった先輩の、病床での発言・・・あなたは病気に倒れたりしてはいけない・・・。
も心の中に響いて・・ありますから・・・・。
早朝から始まるので、家を出たのは5時でした。
都内まで来て、時間を調整して、8時には新宿西口に・・・。
で11時ころにはすべての検査項目が終わり、13時半ころからは医師によるカウンセリング。
早くて便利で・・・。
しかし、いつもそうですが、結果を聞くまではなんか「ドキドキ怖い気持ち」です。
胃のレントゲン。
肺のレントゲン・・・最近は横からも撮るんですね。
聴力、視力、身長、体重、肺活量など、
超音波検査、心電図、眼底検査、血液、尿、検便、喀痰・・・・。
オプションで腫瘍マーカーの2種(消化器系のセットと前立腺マーカー)
全部の結果は今後の郵送ですが、8割以上は当日結果が出ていて、今回も一応、大きな問題はなく・・・、
「今後の状態を経過観察ですね・・・」
が一件ありましたが、まあまあ、当面の心配はなさそうです。
全般にはタバコを止めた効果でしょうか・・・。
色んな数値が良くなっていました・・・・。ちょっと医師に褒められたのです。
ホッとしましたら、早起きのせいで大変眠くて参りました。
もう年ですから、年に一回の「健康チェック」くらいはしないと・・・いけませんからね・・・。
小生が行っているのは、大きな大学病院のやっている「人間ドック専門の施設」ですが、ここのスタッフの方々が大変感じが良くて嬉しいのです。
案内が丁寧で、やさしいし、申し分ありません。
感じいいですから・・・。
来年の予約もしてきました。
唐突ですが、ある車のモデルチェンジに困惑し、困ったことがあります・・・。
ダイハツのテリオスとトヨタのキャミ・・・これは同じ車で兄弟車・・・同じ車なのに名前・販売系列が違うだけだったのですが、拙宅では、もともとダイハツの軽自動車、テリオスキッド・・に乗っていたので、ほぼそのままの大きさで、さらに普通車なら力もあるし・・・、となってキャミを購入いたしました。(安いですし)
キャミは当時、ファースト・カーでしたので、軽のテリオスキッドから乗り換えたのです・・・。
この車、小さくてもなかなか良くできていて、ミニクロカン・タイプで、運転席の高さ、見通しの良さを一度体験すると、これがとても良い・・見やすいので運転しやすい!!という意見になりました。で取り回しが楽なこれを大変気に入って、ずっとトヨタのキャミ「党」でした。
ポイントは、1300ccでも、軽自動車のテリオスキッドと基本は同じボディーであり、オーバーフェンダー分が膨らんだのと、後部荷物室部分の延長・・・だけちょっと大きくなってる・・・と言う事だと思います。軽からのステップアップで乗り換える時、『抵抗感ゼロ』なんですね。
「キャミ」では、ガソリンスタンドで、知らない中年のおばちゃんから・・・「あら、この車、格好いい。何て言う車?」と問われることも・・しばしば・・でした。
やけに中年のおばちゃんにウケル車です。
女性に『ささる大きさ』なんでしょうかね・・・。
軽自動車のテリオスキッドより、キャミは前述のように車体後部が長くて、万一の追突時も安全そうに見えましたし・・・小生も良い車だ・・・と思ってました。
ところが、モデルチェンジでこの車の後継の新車が「大きく高級になり」・・ラッシュとかビーゴとかの名前になってしまい、値段も高いし車幅も大きいし、車高は今ひとつ低めだし、それまでの良さが無くなって??頭を抱えてしまいました。
何しろ値段がかなり上がったのが痛いのです。(写真がラッシュです・・・)
そもそも「キャミ」の良さは・・・。
①軽自動車ベースの小型サイズで、普通車の安心感がある
②ミニクロカンの車高の高さ、見通しの良さ
③フルタイム四輪駆動のメカ
④お安い価格
でした。
しかし新型には上の①~④の良さのうち、三つ??が無いのですから・・・。
ところで、自動車雑誌によりますと、この新型は「かなり売れていない!!」とか・・・。
こんなに中途半端に大きくなって、値段も高くなって、誰が乗るのかなあ??と思っておりました。案の定ですね、案の定・・・。
ラッシュは男性のファーストカーとしては、少々小さ過ぎるし、小生ならちょっと迷って、悩むところです・・・。
女性のご近所の買い物車には、今度は大きすぎるし、値段も高すぎる。
一家のファーストカーならトヨタのRAV4や、日産のエクストレイル、がより向いているし・・・。
で、この新型どうよ??・・・・・と思っていましたら、皆さん同じ考え??でしょうか・・・。
軽自動車ベースの普通・小型車で、できれば4ドアのミニクロカン、日本ならではのおもしろさだと思うのですが・・。しかも女性が本当に運転しやすいのだろう??とも思いますし・・・。
おばちゃんには確実に受けますし・・・・。
登場させて頂けないでしょうか・・・ダイハツさん!!(トヨタさん)
そういえば、テリオスの初期のコマーシャルは、「神田うの」さんでしたっけ・・・。
もう一つの車の話しは・・・・・。
実は最近になって、気になりはじめたのですが、「お国の車が(色々取り締まれる車が)豪華すぎる」・・と感じています。
民間企業の社用車・・・相変わらず質素だと思います。
プロボックス、サニーやカローラのバン、小型のヴィッツ、軽自動車も多いです・・・。
ワンボックスも2世代前のノア、ハイエースとかが、活躍しています。
しかし、
某、国家の組織の車、高級車ばかりが増えていませんでしょうか?
あの、ツートーンの白黒の塗り分けが目印の・・・あの車のことです・・・。
車種が殆どクラウンのロイヤルサルーン風??とか、
新型のゼロクラウンも多いと思います。・・・なにしろ「ツートーンの高級クラウン」です。
これって、相当に、???を感じたりします。
民間の社用車は経営環境の厳しさを反映して、従来どおりの大衆車中心!!だと思います。
それとも・・・。あの「クラウン」は特別割引の価格になっているのでしょうか・・・・。
特殊なお国専用の仕様で、入札が厳しくて、お値段が安いとか・・・そう言うウワサを・・・聞かなくも無いですが、それは別の論点に感じます。
小生がつらいなあと思うのは、富・ステータスの象徴だった車種を、大幅に・・・『税金』で採用する考え方のことなのです・・・これはやはり、理解しにくいのです・・・。
成功者がゆったり乗る羨望の・・『いつかは乗る』・・車種が、お国の『汗をかく車』・『仕事の車』と同種だとは・・・どう考えても、『違うんじゃないか?』と感じてしまうのです。
値段だけではないのです・・・。・・・イメージがちがう・・・と言う感覚です。
また特別仕様は安い・・という理屈の面だって、こう言い返せますしね・・・。
国に納入する特別仕様車が安いと言うなら、さらに下の車格・・コロナやブルーバードやアリオンのクラス・・・を選択し、その特別仕様を考えたなら、もっと安くなる筈・・・じゃないですか・・・。
そうじゃないと・・・そもそものグレードや、価格の信用性自体が崩れるおかしい話です。
また、FR(フロントエンジン・リヤドライブ)が耐久性で優れるとか言うのなら、マークXや、
信頼性抜群のタクシー専用車種があるじゃないですか・・・。
タクシーは走行距離の多さで品質を実証していますし、日本での廃車後に、香港で直してまた使う!!くらい優秀な品質ですからね。
だから・・・なぜ最新型の・・・高級車がお国の社用車!?(あえて社用車)・・・という感覚なのです。
税の使い方は、費用対効果で考えるべき?と思いますので、いっそ、移動が特定の範囲・所轄の中だけでしたら、もっとEV・電気自動車を増やす・・・・とか、ecoなハイブリッドの車だらけにするとか・・・を支持します。
そもそもあの・・・「いつかは・・・」とまで、CMで訴えている成功者の終着点の車種を、買えないまま、人生を終えてしまわれる方が・・・どれほど多いことか!!・・・と思います。
こんなことが気になる小生は「貧乏性」です・・・。
17日の金曜日・・・小生の大好きな「ゴンチチ」などの音楽製作にも関わっていたプロデューサーのFさん、それと小生の財務・経営の師匠Aさん・・・とで、久しぶりに手作りスピーカーの試聴会を楽しみました。
特に8.5cmの手作りバックロードホーンのネジを増し締めしてからの・・・名誉挽回もやりたいと言うのがありまして、ご無理言いまして、皆さんに聞いてもらいました・・・。
大変なジャンルをまたいで長時間・・・聞きまくったのです。
まずは小生が、新作・・10cmのD-118改のご紹介に、ゴンチチのSACDのさわりと、高中正義さんの例のSACDのさわり・・・を鳴らして試聴会の開始です。
今回はFさんはロックを主軸に、最近関わっていらっしゃる日本の女性アーティストのアルバムをなど20枚くらいでしょうか・・・。ビートルズから80年代まで、名盤のオン・パレード。(古い表現ですみません)
長年自宅で聞きこんでいらっしゃるアルバムですと一発でスピーカーの素性が浮き彫りになります・・・。
愛聴盤で試聴・・・これはとても大事なことだと思うんです。
愛聴盤なら本当に一瞬で装置の違いが分かりますから・・・。
Aさんは今回はザ・オペラです。
ソプラノの歌声・・・。
凄いんですこれが・・・。もともとCDで持っている愛聴盤を、当日、秋葉原でSACDに買い直して持って来られたのです。
根性ありますね・・・。
アーティストは「アンナ・ネトレプコ」さん・・・(1971年9月18日 クラスノダル生まれ)
彼女にAさんは『ベタ惚れ?』のようで、ニコニコ聞き入っていましたっけ・・・。
で、8.5cmに関しては、やはりボーカルの声質の再現の良さ・・・。甘い響き・・。柔らかさ。
艶、色気。・・・があるようです。
さらに、低音感も以前より好評で、ネジを締めた効果を確認して!!いただけました。
このスピーカーは女性ボーカルだけでなく、アコースティックな楽器・・・とりわけチェロ・・・には相性が抜群・・と言う評価に!!なりました・・・。
途中で聞いたノラ・ジョーンズやダイアナ・クラールも相当感動しましたが、今回は小生の推薦・・・。
レディ・キムの『枯葉』SACD・・・・これも最高で、アルバム自体も好評でした。
そして問題の10cmの評価に関しては・・・やはり総じてバランスが良い・・・との評価でした。
迫力も8.5cmよりあるし、16cmよりはボーカルが前に出るが、8.5cmよりは少々硬い声
になるのも特徴か?と・・・。
で、悪いところはやっぱり、小口径の限界・・・。
8.5cmと10cmの致命傷の欠点なのですが、パルスの低音、デジタルのキックドラムにはついて行けませんので、大音量の時、この種の低音に「サチる」のです。
一杯一杯になって、スピーカーが悲鳴を上げてしまい、音がひずみ、こういうパルスの低音がパコパコした音になってしまうのです。
以前から気にしていたアン・サリーさんのアルバム「ブランニューオリンズ」の3曲目のキックドラムの音も一緒です。
出ないんです。出せないんです。
この種のパルス音、低音が・・・。
と言いましても、特に10cmでは、相当な大音量での問題でして、・・・通常のボリュームの試聴では、それほどひどい破綻ではなく、音楽としての鑑賞で・・・・何とか我慢できて・・・行けてますので、ぎりぎり使えます。
が・・・・、この種の低音の再生はいずれにしても苦手です。
小口径フルレンジの限界です。
で16cmですが、やはりこのクラスですと、フルレンジでも「今までこのアルバムにこんな音が入っていたの?」なんて言う発言の「低音」でさえも、何とか出ます。
さすが16cm・・・でD-37ESは威力があります。
金色のトゥイーターは5mm後ろにズラしました・・・。
でも、日本の女性アーティストさんの打ち込みの低音(バス・キックドラム)はスンゴイボリュームでした・・・。(小川美潮さんのアルバムです)
初めて20cmが必要だ!作ろうかな!・・と感じたソースでした。
大型バックロードもこういう曲では出番があるのでしょうね・・・・。
大変勉強になり、また、面白い・・・夜になりました・・・。
それから、最後に・・・とっても鋭い指摘をFさんからいただきました。
「前回よりD-37ESの高音がきつく感じて気になる・・バランスが変わった」と
これを率直に言ってくれました。
小生は耳が良くないし、毎日のように聞いているので、かえって日々の少しづつの変化に気
がついていませんでした。
で、こんなものかなぁ?・・・と思っていましたが、ご指摘を受けて、それならば・・・と職人気
質な気持ちが首をもたげ、対策をしようと思いました。
思えば、確かに・・・ボーカルが引っ込んで聞こえるのも、引っ込んでいるのではなく、トゥイーターが目立ち過ぎだったのかも知れませんし・・・。
本当に目からウロコの発見なんです。
で、早速、小生はホーントゥイーターの置く位置を5mm後ろに下げました。
これで、下の16cmのFE168ESとの時間軸が揃ったようです。
ギラついた高音が落ち着きました。
たった5mmですが、すっきりとバランスが整いました。
面白いくらいの効果で、問題解消でした。
やっぱりFさんはプロです。
驚くくらい、耳が良いんですね・・・。
楽しい調整でした。(5mmでうまく言ったので迷宮に入らないで済みましたし・・・)
※このバックロードホーン形式のスピーカーは、好き嫌いがはっきり出るスピーカーのようで、全くダメで、嫌いと言う方もいらっしゃると聴いております。
耳が良くて、周波数が分かるようなタイプの方にとっては、低音の特定周波数のピークとディップ(特性の凸凹です)が耐え難くて聴いていられない・・・とか、中・高音が雑で・ラフで、うるさくて聞けた物ではない・・・という方もいらっしゃるようです。
有名なスーパースワンでさえも、お作りになってすぐ後、聞けた物ではないので、捨てた・・と言う方もいらっしゃるそうですので、この自作スピーカーについての内容は、あくまで小生の感覚・自分の好みでございまして、客観的な比較や性能の説明とは申せませんので、その点、一ユーザーまたは小生が譲った友人の方の主観といたしまして、悪しからず、お許し頂ければと思います・・・。
手作りスピーカーとしては、長岡先生の設計のバックロードホーン・スピーカーを自分のアレンジ版なども含めて、何台か作ってきましたが・・・・、この何台ものスピーカーの自作・工作、手作りを通じまして・・・。
『なんで自分はバックロードが好きなのか?』
『拙宅に遊びに来られた方々が、なぜ・・かなり?褒めてくれたのか?』
を考えてみました。
そして突き詰めてみると、それは、実はとってもシンプルな事が要因だぞ・・・と思うに至っ
たのです。
バックロードに入っているユニットが、
『高品質な小口径のフルレンジだから・・・』・・・が小生の仮説・・結論?!?!なのでした。
※フルレンジスピーカーとは、一個で低音から高音までフルの帯域(レンジ)を再生するように作られたスピーカーのことです。(つまり全帯域・・・でフルレンジです)
つまり、
小さなフルレンジスピーカーだから・・お褒めいただけた・・・と思うのです。
それは、・・・おそらく、
ネットワーク回路が不要で、アンプ直結なので信号系がシンプルで・・・。もちろん、回路に
使うコイルや抵抗やコンデンサーが入っていないから、位相のズレ?位相の回転?(聞きかじりの技術用語です)・・などが起きなくて済み・・・結果として音が汚れず、「生き生きとしている!!」・・・と言う評価になるのだと思います。・・これは基本的に長岡先生のお話しの受け売りの理屈です。
フルレンジの音が、素直で、真っ直ぐで、繊細だから褒めてもらえるんだ・・・と思います。
この繊細さは、振動系の質量の小ささ!!からきていると思います・・・。
小口径だから、振動板などが小さく軽くできますから、小音量時や高速の音楽信号にも敏
感に反応が可能ですので、小さな音や細かい情報が良く再生されていると思います・・・。
まったく逆の、重たい大きな40cmなどの直径のスピーカーは、コーン紙も大きくて、一度動いたら中々止まれませんし、止まっても逆方向に動き出すのはかなり大変でしょう。
大きな船は中々止まれませんし、ましてや止まってバックするのは大変です・・・。
小口径のスピーカーは止まってから後、簡単に逆に動き出せるのだと思います・・。
・・んだから・・・、情報量は小口径の方が多いのでは??と思います。
ここでハタと気づくのはこれらの「良い」は、小口径フルレンジの良さであって、好きなバック
ロードはどこに行ったのか?・・・ですね。
そうなんです。
バックロードホーンは小口径のフルレンジで不足する低音をカバーしますし、超ハイパワー
・オーバーダンピングのフルレンジユニットと協力して、広帯域で・高速な反応の再生を
手助けしている!!と思います。・・・が箱はやはり・・・『従』ではないでしょうか・・・。
『主』は小口径フルレンジだと思うのです。
しかし、しかし・・・・。バックロードホーンと言う方式の『箱』は、相当個性的で、魅力的で、ま
るで「主役風」にも感じられます・・・。面白いものです。
・・・・・と、このように、小口径フルレンジとバックロードの良さをあれこれと申しましても、
音はそれぞれの方の「お好み」ですから~本当に難しいです・・・。
小生は、再生帯域内の特定周波数のピークとかディップとか(凸凹)などを聞き分けられる耳を持っていませんし、気になりません。
知らず知らずのうちに、全体の反応・情報量・スピード感などを重視しています。
ですので、バックロードは好きなのです・・・。
しかし、特定の周波数の凸凹や粒立ち・音色?などを聞き分ける方・・・精密に聞く方・・・に
とってはバックロードは苦痛・・・聞くに耐えないボロい!!スピーカー・・・だと思います。
精密な音色重視・帯域のバランス重視のタイプの方は、マルチウエイ・・・・低音から高音ま
でスピーカーを4個・5個で鳴らす・・・とかの方・・が良いと思います。
高音から低音までが「セーの!」で同じタイミングで鳴ると心地よい・・・という位相の問題が気になり・・・かつスピード・情報量を重視する方は(小生のタイプです・・・)バックロードが良いと思います。
軽い振動板の早い反応と、ネットワークの無い事から来る位相の整合等がもたらす膨大な情報量!!聞こえなかった音が聞こえ、プロのディレクターさんが、「えー?ここは、音を重ねてたんだー」等とおっしゃる「聞こえ」・・・はバックロードホーンの得意技ですね・・・。
好みに合う方にとっては人生の友・・・。
友人が一昨日、新スピーカー(10cmのD-118改)の試聴にこられて、愛聴盤を聞いて涙していました・・・。
『このスピーカーだめだ・・・やばい・・・来るわ・・・』・・・と・・・。
写真は10cm口径のFOSTEX FE108ES2 小口径フルレンジ・・・。
彼はプロのギタリストなんです。
耳は良い人ですが、どちらかと言うと音楽性を重視するタイプと思います。
・・・こういう方にはフルレンジは向いていますね・・。
こういうシンプルなスピーカーを鳴らして、心底、感動できると、まるで目の前にアーティストがいるように感じる分、・・・CDと言うパッケージソフトは、本当に「安い」と感じられますよ・・・。
彼ら試聴された方の言葉です。
こういう賛意はバックロードだから・・・と言うより、何も足さない何も引かない純粋な・・・強力な・・・良くできた超強力な小口径フルレンジを楽しく聞くから・・・が主眼で、バックロードは超強力小口径フルレンジをより良く味わうための箱・・・なんだと思います。
この方式のスピーカーはインパクトがあるし、ホーンにも効果があって、結構感動したりするから「バックロード」って形式が一人歩き??しちゃいましたが・・・本当はそう言う・・・フルレンジの話し・・・が正しい気がします。
いかがでございましょうか・・・。
オーディオの原点とも言われておりますが?
小口径フルレンジ・スピーカーが大好きだぞ・・・のお話しでございました・・・。
「07年8月21日・・修正・加筆しました」
手作りスピーカー(自作)の・・8・・でございます。
今回も自作バックロードホーンの話でございます。よろしくお願いいたします。
長岡式バックロードホーンの口径10cmD-118を設計変更した「D-118改」の製作です。
今回は・・・季節が悪く。
折からの熱波(なんと気温35度でした・・・じっとしてても頭がクラクラ・・)のため???、製作レポートが力尽きて、殆ど写真だけになってしまいました・・・。
あしからず・・・。ご了承をお願いいたします・・・。
部品を並べて確認し・・・・・・・・・木口テープを貼るためにボンドを塗って・・・。
ボンドはゴム系の定番のボンドです・・・右・・ステイン(メープル色)であらかじめパーツごとに
塗装して着色しておきます・・・。ステインは刷毛で板の表面を濡らしたら・・・すぐにボロ布で拭きます。こうするとムラになりません。
バッフル板の裏側にはツメ付きナットを打ち込んでおきます・・・これは小生にとっては必須の加工です。
例によってスピーカー端子は事前に半田付け、コードはウエスタンエレクトリック製・・・右・ツメ付きナットの出っ張りはヤスリで完全に削ります・・・根気良くキチンと削りませんと、取り付け時にスピーカーユニットのマグネット部分がぶつかってユニットが取り付けられません。
バッフルはツメ付きナットとの干渉を避けて2枚重ねにしておきます
・・・・組み立ての開始です。
スピーカーの前面から組み立てが進みます・・・。少々段取りの問題もあってボンドだけの接着になったパーツもあります(バッフルの下)
フロント部・・・かなり進んでます。 音道の開口部の階段も・・・・。
だんだん音道の形がわかってきます・・・。
音道の完成へ・・・・。夜になっています。しかし・・・・できてきてますねえ。
こういう内部の写真は作ったら二度と撮れません・・・。
両側の側板をつけますと、もう完成も間近になります・・・です。
コースレッド(木ネジ)を沢山使って側板を固定します。ここはガッチリやります。音に関係あり??です。側板の固定時は木工ボンドもスローなタイプを使う必要があります。(速乾タイプは作業中に固まってしまって問題です。)
ネジだらけの側板の上から3mmのシナ合板を貼ってネジを隠します・・キレイ!!
21mmの木口テープを貼って、3mm分を切って、ステインで着色しますと・・・あらもう完成に・・・。
なーんて・・・実際は本当に大変なのです。
※このバックロードホーン形式のスピーカーは、好き嫌いがはっきり出るスピーカーのようで、全くダメで、嫌いと言う方もいらっしゃると聴いております。
耳が良くて、周波数が分かるようなタイプの方にとっては、低音の特定周波数のピークとディップ(特性の凸凹です)が耐え難くて聴いていられない・・・とか、中・高音が雑で・ラフで、うるさくて聞けた物ではない・・・という方もいらっしゃるようです。
有名なスーパースワンでさえも、お作りになってすぐ後、聞けた物ではないので、捨てた・・と言う方もいらっしゃるそうですので、この自作スピーカーについての内容は、あくまで小生の感覚・自分の好みでございまして、客観的な比較や性能の説明とは申せませんので、その点、一ユーザーまたは小生が譲った友人の方の主観といたしまして、悪しからず、お許し頂ければと思います・・・。
作りました。手作りバックロードホーン・スピーカー。
・・・今回の自作スピーカーは定番の10cm口径です・・・。
工作は例によりまして・・・土日で・・・。
今は灼熱の中で作業をして、・・生きてて良かったという感じです。・・・大げさですね。
それは、型番・・D-118改・・・バックロードホーンです。
かねてから図面をお見せしたりしていました。その後、図面は少々修正していますが・・・。
改といってもチョットの「改」ですが、内容は奥行きを15mm増やし、正面のデザインを彫りの深い
D-37タイプにしたものです。音道も少々工夫して変更になっています。
まあまあ・・・そのことよりも・・・。
アツウございました・・・。
気温は35度くらいでしょうか・・。
直射日光を避けるために、キャンプのタープを張って、その下で作業をしましたが、それでも
『ザ・吹き出る汗』でした。
水をがぶ飲みしながらやりました。
幸い熱中症は避けられました・・・。それでも時折ボーっとしましたが・・・。
で、一応暫定の完成写真をどうぞ・・・。
まだ仕上げの気力が足りず・・・ちょっと塗装しただけですが・・・。
中央のこいつが10cm。ユニットはFOSTEXさんの限定FE108ESⅡです。
このユニットは買い置きしてありました。(最近のオークションで2個5万7千円でした)
で、音はバランスが良く低音も16cmに迫るものがあり、かつボーカルが前に出る・・・。
非常に「バランスが良いのです。」
16cmは低音の低いところからの沈み込みと全体の迫力。ボーカルがやや引っ込む。
10cmは低音は16cmにやや劣るが全体のバランスが良く、ボーカルが出る。
8.5cmは音色が美しく倍音の楽器・・バイオリン、チェロなど最高で女性ボーカルが
たまらない・・。しかし低音のレベルや全体の迫力はさすがに落ちる・・・。
です。
全部並んだ感じはこの写真です。並べ過ぎ・・・です・・・。
しかし、製作レポートを書く根性が、今は・・・ありません(笑)
(これ、この写真は携帯電話のカメラで撮影しています。使えるのでビックリ!!)
3枚目の写真は昨晩(13日夜)の状態です。
大して変わりませんが、10cmのユニットの前に、16cmや8.5cmと同様に保護するメッシュのカバーを付けて、さらに、音の出口の階段状の部分には砂利を小袋のビニール袋に分けて入れ、それを充填してあります。
砂利の上には音の反射を防ぐための吸音用に、現状、古いTシャツをかぶせてあります・・・。黒いフエルトを買ったらそれに掛け変えますが・・・。
で、2日目の音ですが・・・ンもう!たまりましぇ~ん!!でしょうか。
昨晩は良く聞く愛聴盤とクラシックでテストしました。
まず松任谷由実さん、DA・DI・DAと、さらに、チェックにはノイエムジークも・・なかなか
良いのです・・・音が良いし。
そして、高中正義さん(SACD)、four play(リー・リトナーの在籍時・・) とか、
さらに、ノラ・ジョーンズさん、ダイアナ・クラールさん、
畠山美由紀さん、アン・サリーさん・・・とかも・・・です。
そうそう、安全地帯・・・も聞きました・・。
(写真は畠山美由紀さんのアルバム・・・これ最高です・・・声質も大好きなのです)
クラシック系は・・・
ヨーヨーマ・・・プレイズ・モリコーネ(SACD)・・・映画音楽中心ですが・・・。
そして、ドヴォルザークの新世界・・・マーツァルの(SACD)
ヴィヴァルディの四季・・・SACD・・・。 などなど・・・です。
いやあ・・・音の鮮度、バランス、が本当に良好ですー。
FT17H(トゥイーター)を外しても聞いてみましたが、これがまた良くて、トゥイーターは不要と言えば不要ですね・・・。小生は「気持ちスパイスを・・・」で、つけて聞きますが・・・。
良いスピーカーです。
以前友人に引き取ってもらったスーパースワンとは、全く同じユニットですから音は殆ど同じだと思います。
しかし、スーパースワンにはニュアンスや音場感で負けている??と思いました。
一方で、音が真っ直ぐに飛んでくる・・・スピード感やストレートさではD-118改が勝っている
と思います。・・・この2者の選択は、好みの差・・・だと思います。
強いて言えば、
クラシック派はスーパースワンでしょうか?ホールの高さと、ゆったり響く低音などを聞きます・・・。スワンは低音が出まくり・・・ますから・・・。
ポップス、ジャズはD-118改でしょうか?スピード感に身をゆだねて、音楽の鮮度!!心地よさを味わう・・・でしょうか・・・。
しかし、どちらも実は汎用性が高いので、どういうソフトもこなしてしまいますから、優劣はソフトの差でも、つけがたいのでは?と思いますが・・・。
で、結局良いものは良いです。(なんのこっちゃ?)
図面は微妙に組み立て式や板取りを変更・修正していますので、一応あげておきますです。
5日の日曜日
・・・それはやって来ました。
広島から突然やってきました。
かねてから頼んでいたものが、忘れた頃にやってきました。
MAKIZOUからやってきました。
それは重たいアピトンのベニヤ板だけど・・・。
僕はそれを受け流さないで受け取りました・・・。
(ムーディー勝山風)
冗談はさておき・・・。
これから工作開始です。
手作りバックロードホーンスピーカー。
今回も頑張って写真を撮りながら工作しようと思います。
できればスピーカーに興味のある皆さんの・・・何らかの資料になれば・・・で記録いたします。
しかし、夏休みの工作??の方が多いようで、MAKIZOUさんも混んでいたみたいです。
待ち遠しい期間でしたが、夏休みにはバッチリ間に合いました。
完成の暁には、プロデューサーのFさんと、そのお仲間のKさんに、8.5cm、10cm、16cmの聞き比べをしてもらおうと思います。
果たして音楽のプロたちは、10cmのバックロード・・・自作スピーカー・・・を何と評するのでしょうか・・・。
たのしみですねー。
ワクワク・・・。ってまず作れ!!こらッ!! ですね・・・。
ゲームの話しを、なぜか小椋 佳さん風のタイトルにしました・・・『俺たちの夢』
思えばもう3年がかりです。
携帯向けのゲームをやりたい・・・と思ってから・・・。
お金もいっぱい掛けてゲームを作ってきました。
8月に入り
8月1日に、ソフトバンクモバイル様
8月6日に、ドコモ様
で、『昭和レトロゲーム』、『少年@時代』が公式のゲームとしてサービス開始に
なりました。
まさに・・バンザーイって叫びたい気分であります。
中年サラリーマンが独立して、カバンの中身の飛び込み営業?をしていた頃からの夢・・の実現へ、ほんのチョット近づく事ができたのかもしれません。
もともと弊社のゲームは仲良くさせていただいている・・インデックス様の口座をお借りする形で、携帯電話会社様(au様)にお届けしていました。
ですので、この2年ほどは、お客様から見ますと、インデックスさんの『少年@時代』でした。
今後、ゲームの料金(月額300円)を値下げしていきたい事や、ドコモ様、ソフトバンクモバイル様への積極展開などのフットワークの良さも考え、弊社が直接自分で運営する方向を志向しまして、もう10ヶ月くらいた経ちましたでしょうか・・・。
ドコモ様、ソフトバンク様から採用のご判断を頂いたときにどんなに嬉しかったことか・・・。
本当に久しぶりに 『やったーっ』 ていう感じでした。
そして、大きいのは、弊社に担当者が育ってきて、今や4名でこのゲームの開発をやっていることです。
で、最初の夢が、社内みんなの夢になって 『俺たちの夢』 なわけです。
結構友人から入ってみたぞ・・・意外に面白いじゃないか・・・
とか、業界らしくメアドが入らないよ・・・などのバグの発見とか・・・見てくれています。
「指揮ってちょうだい」・・のゲームをやったけど、最初は×ばかりで得点取れなかったけど、ゲームの「遊び方」を読んでから、92点も取れた・・・とか・・・。うーんさすがにゲームの世界の人はオジサンでも上手になるのが早い・・・。
恐るべし・・・。
でも、持つべきものは友ですね・・・。
本当に色々指導してくれます。
23日にはau様の分も弊社の名前に切り替えになります・・・。
今後もますます・・・「中身を大切に作っていく」のが「俺たちの責務」です。
頑張らないといけません。
Tシャツのロゴや文章、マークなどは単なるデザインではなく、自分の主義や主張(との合致)を表現したりする・・・これが欧米の普通の発想だとか・・・。
この観点からすると、日本の若者は、かなりヤバイ??疑問のあるTシャツを平気で着ているとか聞いたことがあります・・・。
まあ英文(レタリング)は単にデザインであって、意味を考えて着てはいないからだ・・・でしょうが、海外旅行では着ない方が良いTシャツもあるんだそうです・・・。
閑話休題です。
小生、前から着たかったTシャツがありました。
コールマンのランタンのTシャツです・・・。
でも「ランタンのTシャツ」は・・・なかなか・・・無いのです。
ランタンの写真の入ったヤツは見たことが・・・無いんです。
で、自分のランタンの写真で・・・とうとう写真Tシャツを注文し、作ってもらいました。
最近は便利な時代で、1枚から作ってもらえます。
WEBで1枚1800円・・・送料代引き手数料込みで、1枚2220円。
衝撃のお値段ですよね・・・。
普通の方は恥ずかしくて着れない!!と・・・皆は言いますが、小生は好きで着るわけ・・・です。(恥知らずとは思っておりませんが・・・・トホホ)
ご覧ください。(ああ恥ずかしいですかね?・・・普通は??)
で、悪乗りしまして、写真も最新のコレクションで撮り直し、こっちのデザインも違うプリントTシャツ屋さんに注文中なのです。
<これが新しい方の写真です。・・・違いが分からない?そうですよね・・・。>
(一応解説させて頂きますと、左からカナダのコールマンの321Bで小生このランタンが色もデザインも好きです。明るいですし・・・。左から2番目が80年代の282型を改造して作りこんだ200B型・・・一応、小生ならではの技術がチョットあります。次が小生の生まれた年・月、1955年の11月製造の200Aです。通称赤ランタン。一番ファンが多いコールマンを代表するランタンだと思います。一番右がカナダコールマンの635。・・・70年代のものです。大型のランタンで、なにしろスッゴク明るいのです。)
真面目なお話しをしますと、実はプリントTシャツは会社の粗品・・・お客様へのゲームサイトからのプレゼントのTシャツの実験・・・の要素もありまして、2社さんでサンプルを比べています。
もちろん、これらは小生のお小遣いでやってますが・・・・。
弊社の皆は「誰も着たがらない」とちょっとバカにしますが・・・ランタン好きなら必ずや小生以外にも着ても良いよ・・・是非着たいよ・・・という酔狂な?方がいる事を小生だけは強く・固く・・信じています。
ああ寂しい・・・。