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昔、会社勤めだった頃、経営トップの方から聞いて感銘を受けた言葉があります。
ちょっと面白い言い方だったのですが・・・、
『失敗と言うのは、途中で止めるから失敗になるんだよ』
『止めないで続けていれば、それは失敗ではない』
『ただ、成功への途中なんだよ・・・』と
これにはかなり驚きました。しかし、なるほど・・・でした。
そうですね。止めた瞬間に失敗が固定する・・・。
ビジネスと言う物は毎日毎日継続していくのですから、そうだ!と思いました。
成功と失敗。
結局こういうことは、『認識』がどうか?でもあるんですね。
実際の仕事では、売上経過や顧客の状況、計数などの「止めさせられるものさし」も色々あるので、続けたくてもそう簡単には継続できない事も多いと思いますが、この場合、経営トップの発言ですから、それこそ「意志があれば止めずに済む」ので、言葉の意味合いが大きかったと思います。
しかし、この発言、最近になって気がついたんですが、開発の理念には大変合致するところがあるとも思うのです。・・・このことは、また別の機会にお話ししますが・・・。
それから、「判断の基準」でも面白い話がありました。
昔聞いた話で、玩具会社が異業種への新規参入で大変善戦しているのに、なぜか自社の判断で参入をすぐに止めたと言う(笑い)話です。
玩具会社は工夫を凝らしてキャラクターの自転車を出したと言うのです。
なかなか良くできた子供用のキャラクターの自転車だったようで、全体のデザインもなかなか良かったそうですし、小技も効いていたようです。例えば、タイヤの模様(パターン)も多数のキャラが手を繋いでいる柄になっていて(折り紙でも沢山折った後に鋏を入れて、人がいっぱい手をつないで繋がっている細工を作ったりしますが、そう言う感じのタイヤの模様(パターン)だったそうで、なかなか凝っています・・・)水溜りを通過した後などは、回転スタンプのように道路に可愛い模様ができたそうです。
この自転車は業界的にはライバルが脅威に感じるほど、かなり売れたそうです。
確か数千とか1万とかの台数を売って、競合他社からはこれは要注意。新規参入ではありえない数字と思われた・・・。のだとか。
しかし、当の玩具会社は数的に問題外だとして、参入を中止したと・・・。
ここでの判断は売上金額でなく台数だったと言うのです。
500円の玩具の販売数と、数千円から万単位になったであろう自転車を、同じ「数」で比べてインパクトが無いと言ったそうです・・・。
売上金額は500円10万個と1万円5000台は同じですし、自転車業界が警戒したと言うのに・・・参入中止です。
この話は経営の『基準』として、確かに含蓄のある話とも考えられます。販売数は消費者への到達数だ、リーチだ・・・。だから玩具なみの数が基準で、それが必要なのだ・・とも「無理をすれば」理解できなくはないです。
しかし、もう玩具は本業としてやっていて、新規事業を目的として自転車業界に参入するのですから、「台数が不満?」だったら、それは、ちょっと調べるとわかる業界の常識の筈なので、始めから参入を止めるべき?!だったのでは?と思いますが・・・。
もともとこの話、先輩から聞いた笑い話ですからそれで良いのですが・・・。他でもありそうな話ですね。
幾ら市場分析をしても、物差しが「販売数」では・・・これもどうだろう?正しいのかな?と考えちゃいますねー。
それからもう一つ「リスクの笑い話」。
小生、この話には驚いたのですが、ある大手で一流のコンピューター(ハード)会社さんの新規事業へのチャレンジ・プロジェクトの話です。
鳴り物入りでプロジェクトに優秀な人材を集め、検討を開始し、メンバーがこう言う事業はどうですか?と言う結果発表で経営陣にプレゼンしたら、それを聞いた経営陣が出した答えは・・・。『そんな新規事業はリスクがあるから止めよう』だったそうです。・・・ビックリしました。
およそ事業と言うからには、リスクが当然伴うと思うのです。
問題はリスクの質・・・リスクの最小化・・・。つまり、リスクを想定してコントロールする事が重要で、何かする以上全くのリスク無しを狙う事の方が『あり得ない』と思います。しかし残念ですが、こう言う話は枚挙に暇がありません。
もちろん例外として、運良く自社にとってのみはノーリスクを達成することもあるでしょうが、そう言う場合、得てして下請け会社や子会社さんが大きなリスクに泣いていたり・・・。
事業にはリスクが伴う・・・これは普通と思いますがいかがでしょうか。
リスクがあるから・・・と潰されて行った新事業企画の魂たちに・・・合掌。
ふと気がついた事があります。
時代と意識についてです。
小生の小学生の頃、自動車のオートマチックミッションは酷評されておりました。その頃、現在は隆盛を極めるオートマ(免許にオートマの免許までありましたっけ・・・余談です)はトルコン車と呼ばれていました。オートマは『トルコン』を使っています。トルコンはトルクコンバーターのことです。
つまり流体継ぎ手?でしたっけか・・。
仕組みは油の満たされたタンクのような物の中で、エンジンで片側の羽を回し、流れを作り、反対側に用意した羽に、流れをぶつけ、力を伝えて回す。そう言う風になっている部品がオートマのメカの主要なものなので、トルクコンバーター車となっていたようです。トルコン・・なんか印象の悪い呼び名です。
燃費の悪さ、使いにくさ、ユーザーの不慣れ(クリープ現象と言うブレーキを離すと車が前に進んでしまう事などが嫌われていたそうです)などで、トルコン車は酷評され、相手にされていない感じでした。(子供心に伯父から聞いて、そう思っていました)
下手な人が乗る車の「代名詞」・・・『トルコン車』この『トルコン車』、もう一つの呼び名がありました。
これが今回のお話の着想です。この名前、凄い「問題」と思います。
ノー・クラッチ車だからノークラ車。クラッチが無い車ですから、確かにそうなんですが、ネガティブな名前ですね。
同じことをポジティブに言うとクラッチを操作しなくてもミッションが自動で変速する『オートマチック』となるわけです。正式には『オートマチック・トランスミッション』ポジティブ面から物を考えるような事、これは重要な事だと思います。
そう言えば、昭和40年頃、トヨタ自動車さんは自社のオートマ車にたしか『トヨグライド』と言う名前を付けていたと思います。ノークラよりは全然良いですね・・・。例えばノン・フロンより、エコ・フロンと言った方がポジティブですよね。
名前が違うから現在のように受け入れられたのではなく、技術の革新で、使いやすく、素晴らしくなったからなのは言うまでもないことと思います。変速装置も2速から3速、4速から5速となり最近の高級車では、オートマでも6速ミッションまであります。パドルシフト・・・ハンドルの周りでギアが変えられたり・・。トルコンの効率も相当に上がって燃費も改善されました。詳しい事はわかりませんが、トルコンが力を伝える効率が相当上がって(スリップ率の改善とか・・・)良くなったそうです。
こう言う技術の絶え間ない進歩がオートマを普及させたのだと思います。
しかし、ユーザーの意識も変われば変わるもので、ある種、軽蔑的な対象「下手な人の車」を、今や運転を職業とするタクシーなどのプロのドライバーも皆使っているのです。
『ノークラ』が『オートマ』になり、便利で楽な車として隆盛を極めるようになったのは、時代と意識の変化の例として面白いと思いました。
開発においてもネガティブ名称を反対から考えてポジティブ名称にしてみると結構、意識も変わるのかもしれませんね。
言い換えは「妙」があります。
結婚できない男、結婚しない男、人生を楽しむ男、NEWシングル・・・皆、現実は同じ「寂しい」かもしれませんが、印象が相当・・・違います。
また逆っぽいのもあります。本来ネガティブな筈なんですが、「ノーブラ」は例外的にポジティブなイメージでしょうか?では→ヌーブラは?・・・・考える必要ありですね・・・難しいです。
開発の視点のひとつとしていかがでしょうか?
「ノーブラ」が例外的にポジティブ名称だなどと暢気なことを言っているのは小生だけだ・・・とお叱りが飛んできそうです。
開発と営業は仲良しでしょうか?
永遠の犬猿の関係?でしょうか。
最近この話を一度整理したいような気がしております・・・。
一度じっくり考えようか・・と。
どうも小生の今までの仕事においては、この二人は(敢えて二人と言います)対立する概念のように・・ちょっと・・・感じられます・・・。
で、最近、それは、「何でだろう」と・・考えていました。改めて考えていたのです。
この年齢になり、おぼろげに見えてきた両者の立場の相違を考えてみますと・・・、営業は「幅」の仕事。開発は「深さ」の仕事と言う気がします。
営業は会社全体の業績、対象となる商品の全社での位置づけなどを意識しながら、顧客との対応をし、仕事をすると思います。商品1アイテムに関してはクールに見ています。自分のハンドリングする数十、数百アイテムの一つであって、これがダメでも売りやすい他の商品があれば、彼としては自分の帳尻は合うので、1アイテムには命がけにはならないですね。
開発は担当したアイテムに関しては競合品への位置づけなど含め一番突っ込んで深く考えている。しかし、価格政策、インセンティブ、店頭でのPRなど、売りの現場まで含めた競合品との比較など、市場におけるフラットで大づかみな物の見方はしていないと思います。何しろ担当アイテム命・・ですから。
ただ、この担当アイテムに関しては自分の責任・・・とは意識していて、この責任からは逃げられない意識を少なからず持っていると思うのです。
当然、両者では気になるところが全く異なると思います。
営業の方は数字。
開発の方は中身。
そう言う気もします。
開発マンはどういう内容をやるのか?どういう行動をするのか?という行動規範で物を考えると思います。開発の実務がそうだからです。どういう市場の誰をターゲットにした、こう言う企画を何時までに形にするとか・・・。
これに対して営業の方は何をするかより、いくらやるか、いつまでにやるかを商品とは切り離して考える事ができると思います。
開発から見ると「何をやるか」の行動を決めないうちに、「いくらやるか」を考えられる事自体驚きなので、数字だけを努力目標などと言って決めるのは、大変抵抗がありますが、営業系の方には、この抵抗感すら無さそうに見えるのです。
営業系の方が来期は幾らやるぞーと盛り上がっている時、開発の人間は「やばいよ」「どの玉で幾らまでやれる?」とか「玉数が最低でも何点足りないぞ」などと考えていると思います。
この辺でも「総論の営業、中身の開発」ではないでしょうか?
もっとも「押し込める商材」「必需品・消耗品」などを商いされている業界の場合などでは、本当に営業の力が鍵で、大きく業績は左右されると思います。
しかし、小生の絡んできましたエンタテインメント業界の世界では、そもそも必需品ではなく、付加価値以外では不要な?物、飽きの来るもの?ですから、流通に押し込みようがない?ので、企画勝負、サービス内容勝負ですので、比較的、開発が重要となりますね・・。
小生の若い頃(開発業務を担当して3年目くらいでしたでしょうか)良く営業に腹を立てたものです。
商品が売れると「営業が頑張って売ったから・・・」売れないと「商品力が弱いから・・・」と。
開発としてはそれは無いだろう?と、ヒドイじゃないかと・・。営業はいつも「イイモン」で開発は「ワルモン」か?でした。しかし、この話、典型的によくある風景じゃないでしょうか・・・色々な会社で見かける話ではないかと思うのです。
営業には営業の立場があって、会社によって背負う数値責任も違いますので一概に語れません・・・。つまり彼らの言い分が正しいと言えるようなやり方(営業が開発に発注するとか)をしている会社もあると思います。
ですので、この次元での「どうこう」は、一般的には語れないので、とりあえず止めにしまして、ここではさらに開発マンの思いを書いてみます。
で、どうも、その開発マンの心理の特徴は・・・、『責任の分界点を言えない立場』なのでは・・と思うのです。
例えば、商品が不調の時、営業の方は原因を色々分析的に語れます。ある意味で商品に対しては「第三者」なのです。
しかし、開発は「これ」をできない立場だと思うのです。上手く行こうが、ダメだろうが、自分が担当した商品であると言う事実からは、逃げられないのが開発だと思うのです。
逃げられない現実・・・開発担当者。自責性・・・これが開発マンの心理に当て嵌まる気がします。
もちろん開発マンも組織の中ですから、『上手い人』がいまして、あらかじめ上司などに語って、綿密に仕掛けておいたあまり売れなくても仕方ないよ的な論理や心理的なヘッジを強調して説明したり、はたまた世間情勢が最悪だったり、景気の影響だったり、素材の相場変動だったり、下請けさんの失敗や事故の要素だったり、営業の手腕などなど、できる限りの言い訳を上げ連ねて、何とか最悪の審判台を逃げたりする?のですが・・・、内心では結局、良かれ悪しかれ自分が担当した事実と向き合っている・・・向き合わざるを得ないのでは・・と思うのです。
また、別の視点では、開発マンは少なくても営業担当より特定できる。特定されてしまう。・・のではないでしょうか?
この商品の失敗は、営業を担当した○×さんのせいで売れなかったから・・・なんてあまり聞いたことがありません。
しかし、トップからこの商品の担当は誰だ・・・と開発マンが呼び出され、叱られた話は良く聞いた事があります。
多分、営業は会社の決定と商品を引き受けて、活動する仕事であり、開発は自ら企図して作るので、発信源、または震源地だから・・・とも言えるからではないでしょうか?
当然と言えば当然ですが、開発は責任の所在を特定しやすい仕事ですし、営業は組織の仕事と言う感じがします。
逃げられない開発マンは、精神的な健康を保つためにタフにならなければいけない・・とも思います。
ここまで「違い」を勝手に書いてきましたが、ここで営業がどう、開発がどう、と言うことはあまり意味が無い様に改めて感じます。
やはり重要なのは、お互いに「相手の立場を知る」ことかもしれませんね・・。
相手の立場や心理の違いを理解した上で、トムとジェリーのように「仲良く喧嘩しな!!」が重要な事なのかもしれません。
お互いに相手を味方に付ける・・これが会社にとっても良い道、のような気がして来ましたが、いかがなものでしょうか?
先日過剰性に感動する話を書きましたが、そういえば自分の好きな物を、こう言う過剰性のある無しなどの視点で洗ってみると、どうなんだろう?とか、今、世間で定評のあるものはどうなんだろう?と思えてきました。
小生、やはり、「ここまでやるか?」が好きなようです・・。
まず車から・・・。
金銭的な理由も大きいのですが、国産・・・良いと思います。
ランエボ(三菱のランサー・エボリューション)とかインプ(スバルのインプレッサSTI)なんて、ヨーロッパでは500万円以上?の高価格車だそうで、2000ccで280馬力以上。ハンドリングも素晴らしくて、とんでもない車だそうです。凄いと思います。
三菱のランサー・エボリューション
スバルのインプレッサSTI
個人的にはマニュアルミッションの車を運転する技量が無いのと、それほど走り屋さんではないし、楽がしたいので、オートマの車を買いますから、この手の車には縁がありませんが、近い性能でオートマチックのワゴンがあったら欲しいですねー。
実際に、今乗っていますのはスバル車ですが、スバル車は過剰性がかなりあると思います。
性能の過剰性もさることながら、小生に刺さっているのは、開発姿勢の過剰性です。スバル車には開発の方の情熱、技術者の判断として良いものを追求する、ものづくりが見えるように思います。
足回りの見えないパーツがアルミだったり、こだわったところにお金を掛けていたりします。
素人に刺さるように・・・ならもっと分かり易い内装のウッド(木目)などの高級感に走るでしょうが、この会社さんは、「走る事」にお金を掛けているように思います。
驚いたのは、新型車の発売後も毎年改良を続け、開発をやめないことです。同じ車でも年々進化していく。販売的に好評でも、毎年のように追加開発の成果を製品に反映する。これって凄いことで、普通の企業論理だと、「ユーザー的には満足しているのだから金をかけるのは止め、利益率を高めよう・・・」となる筈なんですが、そうならないところが驚くところで、素直に尊敬の念を感じます。
スバルはメジャーじゃないかもしれませんが、面白い車だと思いますし、いい車だと思います。
今後もっと過剰性に自信を深められて、もっと徹底され、ユーザーが外車よりこっち、積極的にスバル・・・と言うところまで行ってしまって欲しい・・なんて思います。全車種とは言いませんが、ハイエンド商品は値上がりしても良いので、世界を相手にしても『スバルの方が凄い』とユーザーが胸を張れる過剰性を持って頂けたら、もっと素晴らしいと思います。
トヨタの車もハイブリッド車など「本当にここまでやるか?」と感動します。
セルシオやレクサス・・今後の高級車の展開も楽しみですね。
車以外で過剰性を感じる好きな物はどうでしょうか?
カメラ・・・・デジカメもいよいよ本物と思います。
デジタルの一眼レフ・・・。いいですね。ニコンのD70とか。なにしろ、現像しないで結果が見られる。しかも600万画素を越えた現在、画質面もほとんど問題を感じませんし・・。レンズ・・・もちろんメーカー純正は憧れますが、タムロンさんのレンズが好きです。ある意味純正とは違う価値・・・軽い・高倍率ズーム・安い・・と言った非純正らしい「ならでは」の特徴があって好きです。
ニコンのD70
28mmから300mmまでを一本のレンズがカバーするなんて!!しかも小さくて軽い・・・旅行とか荷物の多い時は、これ一本で充分!?でしょうか。(自分のレンズシステムは結構、中古屋さんで買った物ばかりで構成されていますが・・・)
それからキャンプグッズ・・・。
不便なアウトドアを快適にしようと言うアイデアには嵌ります。例えばキャンプの椅子・・・収納性と重量が実は重要なんですが、キャンプ初心者の頃は安物買いの銭・・・になってました。今まで色々失敗した買い物の後、小さくしまえて、軽くて、使っている時快適で、壊れにくい物を発見しています。コールマンの「スリム・キャプテン・チェア」が小生の悩んだ末の選択です。一脚4000円くらいはしますが、車の荷室が小さい時、一番の選択と思います。構造・収納方式が本当に良くできています。
コールマンのスリム・キャプテン・チェア
テントは好みがありますが、ジュラルミン(アルミ)フレームのもの。タープはパティオタープ(アルミフレーム)で開いて4本の柱を引っぱるだけで簡単に設営可能なのが気に入ってます。オプションのネットでスクリーンタープ(蚊帳)にもなりますから・・・。安くて最高のタープと思います。収納時少々嵩張りますが、構造的にも良くできています。
火気の類は色々悩みましたが、簡便性では家庭用のカセットガスを使用する製品が良いですね。キャンプ用のガスに比べて燃費が安く済みます。ガス製品は点火して10分位すると気化熱を奪われたカセットボンベの低温化による気化効率低下、火力低下が問題なんですが、ボンベを温めるデバイスなどを装備し、良く考えられた製品なら、アウトドアでもかなり使えます。
カセットガスの製品はラインアップも良好です。暖房用のストーブやツーバーナー、ランタン・・・ほとんど入手できます。カセットガスは簡単にセットアップできますし、不足したらコンビニで買えます・・・。
火力を重視しつつ、キャンプらしい雰囲気を味わうなら、ホワイトガソリンですね。特にツーバーナーの火力は変えがたい魅力です。
纏めますと、簡便性でカセットガス。らしさと雰囲気でガソリンでしょうか。こう言うキャンプグッズは並べて眺めているだけで楽しくなりますね。
真空管アンプ。これも大好きなものです。
過剰性・・今更真空管ですから・・・。デジタルの時代に全くのアナログ回路のこの製品に惹かれます。音が良いように感じるのです。
ここは、説明するのが難しいので、言葉にしません。ただ、機会がありましたら真空管のアンプで良質なスピーカーを鳴らした音をお聞きになる事をお勧めします。小生はローコストなキット製品を買って自分で組み立てた物を使っています。
デジタルアンプ。実はこれも好きなものです。
真空管と矛盾すると思うのですが、浜松の方のベンチャー企業さん「フライングモール」さんが作った小さなデジタルアンプの音が真空管アンプに通じる良さがあり、驚きました。モノラル4万円、ステレオ(2台)で8万円。家電としたら高いですが、オーディオとしたら安い値段です。音は本当に凄いです。技術の先端と昔の真空管技術の音が似通っているのも面白いと思いました。
フライングモールのデジタルアンプ
まだまだ好きなもの、沢山ありますが今回はこの辺で失礼します
・・・。