YOU TUBE に「昭和のすべり」or「昭和の滑り」(トホホ・疎外感ヒシヒシ??)をUPしました。
■20代前半・・学生時代の滑りの動画などを・・見て頂こうという訳でございます。
撮影場所は志賀高原の一ノ瀬スキー場と隣の高天が原(たかまがはら)です。
前半は一ノ瀬ダイアモンドで、後半が高天が原です。懐かしいですー。雪が多かったですね・・・。
温暖化は深刻な問題ですぅ…。
この時の板は…ダイナスターのオメグラスでしたが、この板は表面とサイドウォールが一体のコの字を下に向けたような構造で、グラス系の構造材でできており、オメガ構造と呼んでいました。
これは思いますに、今のキャップ構造に似たような作り…だと思います。
ベンドが柔らかなのにネジレに強い板でした。…長さは2mです。
靴はノルディカ(リルサンという素材のシェルで白と黒のツートン色)だった?と思います。
この動画は8mmのフィルムからのテレシネでビデオにしており、前半の2本の滑りはスローモーション撮影です。(上のサムネイルにもゴミが写ってますが、映写機のゴミが懐かしいです(笑))
スローモーションでアラが出ないように滑るって、結構大変??なんですよ・・。
動画(画面)になると、スキー場の現場で見てるのと違って、分析的に部分部分を見れちゃうから、なかなか合格点がもらえないのです。(僕も左腕の形に癖がありますし…)
3本目からの高天が原での映像は、スローモーションではありません。
で、斜面の上の方では結構なスピードを出して滑っています(笑)。
そのスピード感は、止まる時のエッジングの感じや、他のスキーヤーの方のスピードとの対比で、見て頂ければと思います。
まあ言い訳と説明はこれくらいにします。
色々、板について勝手に言っているヤツが、どういう滑りをしていたか見てください。
で、同じ系統の古い技術の方には、ご参考になると思っています。
ああ、こいつの滑りは俺と同じ系統だ…とか。
で、下のビデオが、
■30歳代の前半から後半へかけての動画です。
場所は苗場と戸隠です。
この頃は、板が、前半の苗場ではダイナスター(今のディナスター)のダイナスティーK(ケブラー)で後半の戸隠がおそらくロシニョールの7SK(ケブラー)でどっちも長さは2mです。
靴は大好きだった黄色いラングのTiiサーモですね。
これはビデオムービーからですが、画像は荒れますね。
ビデオ形式の変換をフリーソフトでやったのが良くなくて荒れるのでしょうかね??ところどころコマも落ちるみたいですし、動画って難しいです。そう言えば、苗場は混んでいて、バーンの端っこのベタ雪の緩斜面でしか撮影できなかったんですよー。
……今はガラガラなのに??…
白いジャケットのウエアからが戸隠の映像です。
戸隠では板は…ロシニョールの7SKですが、この板はグラス系で、スイートスポットの加重点がやや後ろ目(ロシはこれが多い)なので、僕は少々ストレス感じながら乗っていました。
戸隠一本目の小回り・中回り(白いジャケットの明るい画面)でも、自分としては実は、乗る位置をやや踵目にして、我慢して??滑っています。この滑り、走りも悪いし、なんかぎこちないですね。…こういうのって、本人は楽しくないですね。爽快感がありません。
本当はもっと前を踏みたい…。特にターン前半では体を先行して、もっと前にもって行きたい!!のですが、ロシだと、これはやってはダメで、じっと我慢なのですね。
ターン前半で前を踏んでも板が外側に逃げてしまうだけなのです。
ロシは、板が「後ろ目」の走れる加重点を決めて、そこを踏めと要求してくる感じです。
競技用の板では、走る!、早く滑る!!事が命ですから、後ろ目のここを踏めばビュンと走る…という性能は、とても良い事ですが…。素人が後ろ目を踏むと後傾になりやすいし、体が遅れてしまって転倒にもつながりやすいです。
ですので、こういう板の本当の性能を引き出すには、後ろを踏んでも破綻せずに腹筋、バランス筋の力で、板の走りに着いて行ける…と言う、選手の様な「強靭な肉体」が必要なのですねー。で、はっきり言いまして、僕はこの板を乗りこなせてませんでした(恥)。
それから、恥ずかしいですが、ここの大回りでは、ピョコピョコした大きな伸び上がり抜重をやってます。(仲間に見てもらうためでした…)
で、最後の映像はお約束??のお遊びで、プロペラターンです。
プロペラの割にはテールばっかりが振れていてイマイチです。
三十ウン才になってやること??じゃないですねー。無理です体力もバネも。
映画、「私をスキーに連れてって」にも、このプロペラターンを皆でやるシーンがありましたねー。楽しかったなー。
懐かしいでしょー。ご同輩!!
で、今はどうだ?…なんですが、最近は寂しい事にスキーには一人で行くので、ビデオ映像がないです。で、技術的には整地ではあまり??変わっていません。フラットバーンならほぼほぼ?昔同様です(本当に同様かは怪しい(笑))。
でも、急斜のコブはボロボロです(爆)。
と言うのは、最近では吸収動作の滑り(昔は「曲進系」とか(笑))がなんか面倒で、チェックしてターンみたいに誤魔化して横着してますから、若かりし日にコブが大好きで得意だったのに、「まるでダメお」君になってます。(笑)
滑り込みの日数もシーズンに2日とか3日ですから、そもそも話になりませんが・・・。
でも、これからまたスキーをやろうと思っています。
滑る老人になる!!
で、最後に一言!!
昭和のすべりで、悪り~か~!!??