久しぶりにモーツァルトです。
高校生の頃、モーツァルトの交響曲も聞きたい・・・と思い、買ったレコードがありました。
カール・ベーム指揮のアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団のモーツァルトの39番、40番と41番「ジュピター」 で、お買い得の低価格LPレコードでなんと900円でした。
ジャケットはグリーン基調でベームの顔が中心です。
※なんと自宅でレコードを発見しました。写真撮りました・・・。
当時、これを聞いてみた時、素直で印象的なメロディーで、曲の流れが期待(予測)を裏切らないので、聞きやすい・・と思ったものです。
しかし、こじんまりとした印象の音で、このレコードには迫力・ダイナミックさが無く、感動は弱めでした・・・。
(このレコードもCD-Rに焼く時に、録音のボリュームを最大にして音量を大きくしてダビングしましたら、音楽の陰影が濃くなったように感じられ、聴いていてかなり良くなりました・・・。つまらない・・というイメージは、音量感の影響だったのでしょうか???CD-Rに焼いてからの方が良いように思います。不思議です。)
で最近買ったEXTONレーベルのSACD・・・・。
モーツァルト:交響曲第40番&第41番「ジュピター」 [Hybrid SACD] ~ 武藤英明 (アーティスト, 指揮), モーツァルト (作曲), チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (演奏)
これをしみじみ聞きました・・・。
すごーく、良いです。
生き生きとしたオーケストラ・・・。迫力も抜群。
武藤さんの指揮・・・小生、音楽が分かってませんから、生意気なことは言えませんが、非常に好みです。なんら違和感のない、分かりやすい解釈だと感じました。
さすがにチェコフィルの演奏も良いですし、エンジニア(ディレクター)はオクタビア・レコードの江崎さんのようです。
これは小生には最高の組み合わせなのです。
特に40番が印象的で音楽に浸れました・・・・良いです。
こんなに良かったか・・・というくらい、驚いたのです。
良いものですね・・・・40番。
これ、一時期、日本で「悲しみのシンフォニー」とか言ってましたっけか?