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スバルの軽が終わる?

スバルの軽自動車・・・終焉・・なのだそうです。
subaru kei.jpg
スバルのステラ・・・軽自動車です。

トヨタさんが16%以上の株式を取得して・・・・。
スバルもとうとう・・・・日野やダイハツみたいに・・・トヨタ流!!になるのでしょうか・・・。

早速の経営方針?の発表で、スバルの軽自動車はどうやら廃止で、グループとしては軽自動車はダイハツに集約・・・らしいんですが、効率だけで全て語るのならそれは正解でしょうね・・・。

僕が小学生の時、おじさんはスバル360を買って、「こいつは箱根を軽々登ったんだ!!」と嬉しそうに語っていました。
強烈な印象が残りました・・・スバルの軽・・・。

経営の目的は成績と効率ですか?
顧客に何をお届けしたいか?の理想でしょうか・・・。

どの会社もみんな同じことを考える会社になってしまうと・・・つまらないと思うのです。

損益ギリギリでも、チョットでも黒字が出るなら・・・個性を届け続ける・・・なんて話があっても良いように思うのは小生だけでしょうか・・・。

みんながみんな同じ尺度、価値観でコストパフォーマンスを追及したらつまらない。

そもそも、スバルの車は、乗って数分でもハンドルを握ったら、「まったく違うものだ!!」と感じられるような、しっかりした車であると思います。(ちょっと贔屓のし過ぎでしょうか)
それを、性能とコストのバランスを重視して作った妥協の多い車と比較するのは、厳しいと思います。価格だって多少高いのは本来・・当たり前の筈ですよね。

(スバルも当然商品をまとめる時にコストとの妥協をしていると思いますが、それでも一方で相当理想を追求し、コストもかけている・・・姿勢が伝わってくるように思います・・・ショックアブソーバーだって「ビルシュタイン」なんかを使うのはここだけでしょうし・・・)

この件ではジャーナリズムに対しても、少々腹立たしいのです。

「物が違うから高くて当然」と、何で書いてあげないのでしょうか・・・。

競合つぶしのマネ車をたくさん売る会社に対しても、「大衆が買うから正しい」みたいな調子で礼賛しがちなのは、販売数字の評価をトレースして書いている感じで、それはただの「結果への追随」見たいに感じられるんですよね・・・。

専門家は専門家らしく、これは凄いよ・・・お値段も高いよ。でも高いだけのことはあるんだよ・・・。と。書くのが良い・・・・正しい・・と思うのです。

ジャーナリズムも勝てば官軍??・・・官軍を支持・・・でしょうか・・・悲しい。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

これから僕達が買うべき国産車は無くなる!!のでしょうか・・・。
外車党に鞍替えしましょうかね・・・。

思えば・・、僕は経営効率を追求して作られた車達に、ほとほとウンザリしている気がします。
アホでマニアックな会社が生きていけない社会って嫌な社会じゃないでしょうか。

画一的で効率追求、顧客<会社、顧客主義<利益主義・・・・。

そういうやや保守的なメジャーな会社もいれば、技術主義でアホで挑戦的な会社もいる・・・そういう百花繚乱・色とりどりの会社が元気に存在する社会が良いと思いますが・・・・。

生きるのが難しすぎるのでしょうか・・・この世の中は・・・。

腐っているんでしょうか・・・。

6月10日号の自動車雑誌「ベストカー」にはスバルファンの怒りのような特集があって、ここでは皆さん相当怒って物を言っています・・・。
もちろん両論併記で、「賛成」もありましたが・・・。

おお、多数の人が凄い怒っているんだ!!と思いましたし、皆さん発言が相当に過激で正直言って驚きましたです。

さらにこの「ベストカー」の中の具体的な話では、赤帽という軽トラックの運送屋さんはスバルサンバーの特装車を大量に使っているそうで、これが赤帽サイドの要望を聞き入れて長年かけて改良・開発された「なかなか優れた車」なんだそうです。

スバルの軽自動車撤退の報で、赤帽さんは(微妙に?)途方にくれている??のだそうです。

こういう伝統くらいは残せませんですかね・・・。

農家の方もスバルサンバーの4WDのトラックには、相当強い思い入れがあるようですよ・・・。今まであぜ道とか悪路を走る時、このトラックだけが頼りだった・・・と書いてありました。
農家を敵に回した・・・と言う少々過激な表現でした・・・。

05-09-08 04:00