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FE138ES-Rバックロードの設計図2

この図面を待っていてくださる方が・・・いる訳じゃあないんですが、設計図の速報です。
写真でご覧ください。
この設計は、今までにやった手作りスピーカー(バックロードホーン)の図面の中では、FE88ES-R用のトールボーイのバックロードホーンと同様、一番気に入っております。
この設計の板取りも一回目のラフ図面は終わっていますが、今、補強材の入れ方を再検討しています。
(上のトールボーイの話は以下のURLです・・ご参考にどうぞ・・)
http://www.b-natural.co.jp/blog/archives/000067.html

来週くらいには最終の図面と板取リ図をお見せできると思います。
(その時はダウンロード対応にいたします・・・よろしくお願いします)

設計の経緯では、やはりD-118ベースでのアレンジでは音道の幅が235mmと広くなりすぎ、幅だけが、まるで16cmクラスになってしまい、対応が無理でしたので、D-37を下敷きに縮小の方向で何度も検討しました・・・・。
しかし、どうしても第4、第5の音道(出口に近い最後の方)の広がり方に、限界があって、それを解消しようとすると、奥行きを広げて49cmくらいにしないとならないのです・・・。

これは本当に不経済です。

しかもこのユニットは、前述のようにアルニコマグネットを採用しているので、奥行きが深いため、空気室後部の音道のスペースがつぶれがちです・・・。

なので音道のたたみ方を変えまして、オリジナルに設計しましたのです。

やはり図面は設計検討時にラフを6枚くらい書きます。
トライ・アンド・エラーで板材の取り都合のことをイメージしながら、チョットづつ理想に近づけていきます。

最後に清書の段階でも、詳細を詰めながら2~3種書きます。

では、どうぞ・・・

FE138ESR-draw2.JPG

04-07-08 14:26