えらいこってす・・・。
小生の手作りスピーカーの注文がきたのです。
それはプロギタリストのM氏のご友人のブンチンさん(ニックネーム)から、M氏と同じスピーカーが欲しいという注文が入ったのでした。
D-118改・・・です。ユニットはFE108ESⅡ・・・口径は10cmで、真鍮リング付きです。
※2回目ですが、ギタリストM氏宅のD-118改の写真です・・・うーん長岡先生のオリジナルより、フロントの彫がある分、格好は・・良いと思います。トゥイーターはFT-17Hです。
今までのスピーカーは勝手に製作し、友人に聞かせ、それを気に入って貰えたら「売る」・・みたいな形でやってきました。
もとより、売る目的ではないのですが、小生の6畳間では、作ったスピーカーを置き切れませんので、次のスピーカーを作るためにも、友人達に「良かったら買わないか?」とお願いしていたのです・・・。
もっとも買った、ご友人からは相当に良い評価を頂いていて、「スタジオ以上の音質なので、老後に取っておいたクラシックの楽しみの封印をもう解いてしまった」というプロの方がいたり、「休日が引きこもりのように音楽漬け」で奥さんからは家にいるから「まし」と喜ばれているとか・・・音楽の趣味まで変わって人生楽しくなった・・という方、さらに聞こえなかった音まで聞こえたせいでオペラに嵌ってしまって、今では海外までオペラ歌手の追っかけを・・やっている方までいます。
で、今回は初めての依頼を受けての製作です・・・。
製作は結構、大変なのですが、チョット嬉しい気もします。
音を気に入ってくれている・・・・からです。
頑張りますか!!
D-118改の製作では、まず必須のスピーカーユニットのFE108ESⅡが、そもそも特別限定品で数が少ないものですし、もう売っていない廃盤品なので、これの入手がとても大変です。それと小生は必須だと思っている取り付け用の真鍮のリングP-108の手配も、同様に廃盤品なので難しくなっています。
しかし、今回のこの面倒への挑戦は、なんとギタリストM氏がオークションで頑張って探してゲットしてあげたのです・・。・・・友情ですね。
で、小生も図面を見直して、トゥイーターのブロックなども板取図に入れて、図面をちょっと修正し、イヨイヨ製作をやることになりました・・。
早速、広島のMAKIZOUさんに図面をFAXして、板の手配をし、お預かりしているお金を振込みました。
(MAKIZOUさんのカット材を一度使ったらその精度の良さに感動します・・。もう他には頼めないです・・・。)