ちょっと『閃めいた!』・・事がありました。
きっかけはトライパス社のCLASS-T・・・・という1ビットのデジタルアンプの基盤(石)・・・これが入っているアンプは音が良いとか・・・の話。
以前持っていたフライングモール(銀モグ)のデジタルアンプ(これはCLASS-Tでは無い・・確かCLASS-D?と思いますが)も良い音でした・・。
前にも書きましたが、非常に真空管に近い音でした。
デジタルアンプをじっくり聞き込むと、何と言うか端整で、正確な音で、良い音、優等生の音なのですが、そのせいでしょうか、なぜか鳥肌の立つような感動とか、面白みは少ないように思えたのでした。
真空管のほうが、余韻と言いますか、余計な響きが付く?ようで、変な話ですが、いい加減、かつ感覚的な我々人間にはガラスを通じて音の振動が影響する?!真空管のほうが味があったりするのでしょうか?・・・。わからないものです。
銀モグ・・・とって置きたかったアンプですが、当時は次の興味のあるアンプを買うのに、お小遣いが少々足らなくて、手放してしまっています・・・ああ後悔・・・。
と言うのは・・・・。
居眠りしてしまう深夜時間帯などの音楽再生用・・・のアンプが欲しいから・・・なんです・・・。
まったく困ったヤツで、すみません。
でもですね、いい音楽を聴いていると・・・α波出まくり・・と言うか、眠くなるのですね。
真空管はいい音なんですが、かなりの熱も発しますし、つけっぱなしで、つい「寝てしまう」のは良くありません・・・。
また扱いも敏感だし、本当に良い音はアンプを2時間以上温めてから・・・と言う話も有ります。ちょっと難しい機械・・・でもあります。
で、ちょい聞きにも良いようなお手軽な夜用アンプが欲しいなどと・・・不埒なことを考え始めておりました。・・・のです。
でもオーディオ用のデジタルアンプは高いし、買えないなあ・・・と半ば諦めていたのですが・・・。
降りてきました・・・頭の上で電球が光っちゃいましたのです・・・。
カラオケの業務用のアンプにデジタルアンプは無いかなあ・・・と探してみたら・・・。
ハイハイ!!有りました。・・・有りました。・・・有りましたーっ!!。
カラオケ機器は、オーディオ趣味の方からはノーマークですし、音も駄目と思われているかも??ですが、中古のアンプが安価に買えるのでした。
探してみると、アナログの中古のアンプも、片チャンネル120Wもあって7000円とか・・・これも業務用のファンまで付いた本格アンプ・・を見つけました。
で、本命のデジタルアンプもBMBのカラオケ用、「BK-DA10」を見つけました。
これが、片チャンネルなんと100W!!。お値段も8,000円から10,000円くらいの実勢で、オークションに出ていました。
やったー!。
で、この定価10万円、新品実勢8万円?くらいと言われるBK-DA10を、1万円で落札し(送料など込みで12,100円でした)導入しました。
で、これ、なかなか良い音で、真空管アンプに非常に近い音です。
やはり、デジタルアンプは真空管アンプの音に似ています・・・。不思議です。
女性ボーカルが、真空管よりほんのチョット・・硬いかなぁ・・・と言う程度で、素晴らしい・・・。
特に値段を考えたらVERY素晴らしい!!のでした。
小生のようなローコストなホームオーディオでは、発想の転換が大切なんでしょうね・・・。
これは
本当にお買い得と思ったしだいです。
ご紹介させていただきます。