怒りの話3部作・・・です。
まず1本目・・・。
ずいぶん前の・・・6ヶ月くらい前の話です。
小生が怒った・・・あきれた・・・話・・・。
その当時、良く通っていたコーヒーショップで事件は起きてしまいました。
「よく通ってた」を正確に言いますと、週に2回くらいで、仕事仲間の分まで含め4個くらい買うことが多かったのです。
その日は小生の分だけを買いに行き、いつもの通り・・・・お気に入りの味・・・
エスプレッソのショットを追加した、アイスのトールサイズのラテを注文しました。
『アイス・ダブル・トール・ラテ』だとか言いますね・・・あそこでは・・・。
で、お金を払って、コーヒーを受け取るカウンターの方にいますと、中の青年が、
『アイス・ダブル・トール・ラテ』のお客様・・・とかなんとか言いながら、商品を渡してくれました。
小生、カップが少々小さく感じたので、
『これ、トールですか?』と訝しげに聞きました。
かれは自信のある口調で、『はいトールサイズです』
『・・・・』 と首をかしげる小生・・・。
2分ほどで会社に着き、机の周りに散在する前日までに飲んだ「トール」の空いたカップの残骸を見て、瞬時に『トール』では無く、やっぱり小さかったことがわかりました。
この後、嫌な気持ちだったのですが、一応電話をしてクレームしました。
最低でも彼らは「謝るべき」と思っていました。
確認したのにやっぱり違ったでしょ・・・と言うつもりでした。
でも、その時、電話に出た男の人がいった言葉は、
チョッと待ってください・・・『事実関係を確認します』・・・・。
これには「えーっ」でした。(笑)
僕は、事実でない言いがかりを付けているのではなく、今、僕の目の前にショートのカップに入ったラテがありますから、それが事実です。・・・と言いました。
『疑うのなら、貴店から2分なので、見に来てください・・・。』と言ったのです。
その後、店長と言う女性に代わったりしましたが、要領を得ず、分からんことを色々言い訳をしてから、やっとこ・・・謝りに行くとか・・・・。
その時点では、もう、本当に「うんざり」「辟易」していて訪問を断りました。
最初から・・・ごめんなさい・・・だけの話ですから・・・。
人間ですから小生もそうです・・・。間違うときがあります。しょうがない?です。
最近、僕なんかボケッとしてますし。
謝る前に、自己正当化とか、変な理屈に付き合わせられるのは、コリゴリですね・・。
でも、この『事実関係の確認』と言う言葉は強い言葉なので注意して使う方が良いなあと思いました・・。
その後、僕はこの店に殆ど、行っていません。なんだか足が遠のいてしまいました・・・。
近隣の他の店に行くと、メニューや商品の呼び方など、なんら格好も付けていないし、コーヒーの味はそこそこなんですが、お店の人たちがとても感じが良いのです・・・。
小生は「味より笑顔」を選択していますね・・・。
また疑われたり(笑)・・・同じような気分は味わいたくないですから・・・。
2本目の怒りは、偶然同じ言葉なのです。流行(笑)でしょうか・・。
『事実関係を確認します』・・・。
お取引先のお若い方からメールが来ました・・・・。
小生への指示メールで、内容は先方の会社の全員の方宛に「新入社員としての自己紹介の挨拶状」を出しなさいということでした。
丁寧に先輩社員の自己紹介の事例も付いていました・・・この先輩のように書けと・・・。
瞬時に同じ姓の方への間違いと思いました。小生コンサルタントとして先方の会社さんのメールアドレスを付与されています・・・。
で、考えたのは、本来受け取るべき人に、このメールが行っていない・・・。
早く言わないと「この・・おそらく小生と同じ名前の人が礼を失する・・怒られちゃう」・・・と。
で、人事担当のお若い方に返信し・・・柔らかく・・・間違いじゃないですか?とわざわざ小生の会社の署名を付け、発信も会社からにして送ったのです・・・。
最初の間違いメールが昼ごろ・・。
小生の返信が1通目、夕方。
2通目・・・・夜遅めに念のため・・・。
翌日の午前一杯なんら返信も連絡も無いので、いよいよ同姓の方が・・・と思い午後1時ころ電話をしました。
ご本人不在で代わりの方の言うには・・・。
本人は昼食中・・・でも午後一杯・・夕方までは会議で部屋に入っているし、多忙なので電話には出れない・・・空いている時にでもコチラから連絡できるかも知れない・・・。
この後、小生はこの「会議中で多忙で・・でも、電話できるかも」・・・の矛盾に、そう言うことを言うのは、いけないことですよ・・・と指摘しました。
で、本人からの電話も、その後すぐに貰えたのですが・・・。
『事実関係を確認してから・・・』でした。(またかよ・・・笑)
小生は言いました・・・貴方のメールソフトの送信履歴を見るだけで済むことであるのに、何の事実関係を確認するのですか?と。(本当に笑)
謝るのはお嫌なの??でしょうね・・・。
翌日、本当に丁寧で長文のお詫びのメールを頂きましたが、あの日、すぐに「間違いでした」と電話の一本を貰えば済むことでした。・・・残念です・・・。
心配していた・・・同姓の方の挨拶状は、その翌日?くらいにALLで届きました。
怒り3本目です
私鉄は謝らない・・・半分くらい謝る・・。
昨日・・・12月27日。小生の利用している私鉄が、車両故障の影響で大幅に遅れ、通常25分の行程を2時間10分掛かりました。
で、小生注意して聞いておりました。各種アナウンス・・・。
『車両故障の影響で電車が遅れ、大変、ご迷惑をお掛けいたしております』・・・。
これはただの状況の説明であって、謝っていない・・・と昔から思っていました。
このアナウンスは途中駅、準急だの、地下鉄乗り入れの普通だの・・への乗り換え・・・車掌さんが何も言ってくれないので、他の乗客の動きや、普通を抜き去る準急の様子を見て、何度か下車した駅の「半分」で聞きました。
残りの半分の下車駅では・・・。
この後に
『深くお詫び申し上げます』・・・が付いていました。
そうです。ご迷惑をお掛けしています・・・は謝っていないと思うのです。
これは、かつての国鉄のフレーズでした。
現在のJRは・・・お詫び・・・をつけているように思います。
で、今では私鉄の半分の駅が昔の国鉄のように・・・お詫びはしない・・・のですね。
ちなみに乗った3編成の車掌さんもお一人だけが詫びていました。
二人は丁寧な?状況説明でした。
私鉄は本当に強気なんでしょうか・・・それとも、気にしていないのでしょうか。
本当のところは分かりませんが、25分の距離を、2時間10分も押され続けていると、腹は立ちますですね・・・。
そうそう
途中駅の・・・振替え輸送・・・の案内・・・もやや抵抗がありましたっけ。
「輸送かよ・・・と。」
俺達、乗客は「輸送」対象か・・・と。・・確かに他の言葉も難しいのかも??ですが、
いっそ乗客のことを
『自動乗降 人間貨物』とでも言ったら良いのにと思いました。