いよいよでございます・・・。
小生にとっては、ある意味・・・究極の自作品・手作りスピーカー・・・大型バックロードホーン・スピーカーの製作です。
この日は来るべくして来たのかも知れません。
8cm、8.5cm、10cm、16cmと各サイズのバックロードホーンを作ってきて、20cmは必然でしょうね。
と、言うことで、今回の口径は、過去最大の20cm・・・ユニットは、「清水の舞台からジャンプのつもり・・・飛び降りたつもりでないと・・なかなか買えないお値段の」・・・
FOSTEXのFE-208ESR ・・・・です。
作るのは長岡先生設計をルーツに持つD-58ES(R)の補強面の改良版です。
小生なりに図面を書いて、補強材のサイズや増加などをちょっと改良いたしました。
この15日に、かねてからお願いしてありました・・・広島のMAKIZOUさんから板材が届きました。
板はMAKIZOUさんのオリジナルのスーパー・シナ・アピトン合板・・・高級です!!。
大きくて重い包みが4個と、木口テープの1包みで合計5個口でした・・・。
運送屋さんも二人で来ました。
とんでもない重量で、とても一人では動きません・・・動かせません。
で、この20日と21日の土・日に製作開始しました。
板材の重量や大きさ、板の硬さで思いの外、作業が大変で、1日目(土曜)は、・・・
①バッフル板にスピーカー取り付け用の穴を開け、そこに、裏から爪付ナットを打ち込み
エポキシボンドで止める作業・・・と、
②スピーカー開口部周辺の板を斜めに加工して、スピーカー後部からの音の抜けを良く
する作業(テーパー加工)と、
③取り付けネジとバッフル板2枚目の干渉を避ける切り抜き・・・ザクリ作業と、さらには、
主なパーツの木口に、シナの木口テープを貼り付ける処理までで・・・なんと終了し
てしまいました。
(愕然でした・・・。作業になれている小生でも、ここまでで初日終了だなんて・・・。
読みではパーツへのステインの着色塗装までは楽に行くと思っていました・・・ショック
です。)
日曜に知人の応援を受け、ステインでメープルカラーに着色するのと、何とか主要の3ブロックのパーツの組み立てを終了しました。
3ブロックとは、
1,フロントバッフル・空気室~音道上部前側・・・
2,後ろの板から内部音道の上部後側・・・
3,下部の音の出口付近、砂利を入れる3段の仕切り。
この3つの塊を側板に取り付ければ、実は大まかに出来上がり・・・ます。
今度の28日が好天なら、側板を貼り付ける作業をやります。
順次写真をご紹介して参ります。