「まわりの人」という言葉・・・・。
号泣した女王様・・・などの報道を見て、ふと、かねてから気になっていたこと・・・を思い出しました。
それは、
世代間で、相当に言葉の感覚が違うんじゃないか・・・ってことです。
同じ言葉からなのに、世代や社会経験の違う人々は、違う意味を感じ取る・・・ということ・・・。
だから・・・ある世代の人同士だったら、何の抵抗も無い言葉遣いが、オジサンたちにはとても不遜な言葉に聞こえたり、怒りを感じたり・・・すると思うのです。
で、今回のタイトル
「まわりの人」
小生この発言をタレントさんのインタビューなどで聞くと周囲のスタッフさんなどのお気持ちを考えてしまって・・・ドキッとします。
君は自分が中心で、お世話になったのは「まわりの人」、=「重要で無い人」・・・かいな?と・・・・
まわりの人にお世話になってと言っても・・・これは私が中心・・・。宇宙の中心。
スタッフさんとか協力者・援助者は「まわりの」「主役じゃない」「重要でない」人・・・と言う意味になってしまうと思うのです。
まわりと中心・・・中心があるから周辺があるのです・・・。
まわり・・・は周辺です。
自分以外を周辺と言ってしまうのはどうでしょうか・・・。
相当ヒヤヒヤします。
少なくても小生は、中心と周囲という位置関係を感じる言葉は、気になってしまって使いません・・・。
たとえば・・・。
「制作スタッフの方々や関係者の皆さん、さらには家族にいたるまで、本当に多方面に迷惑を掛けてしまい、お助けをいただいて、家族にも叱咤され、何とかやってまいりました・・・」てな感じですと多少落ち着いて聞いていられます。
「まわりの人」に・・・と聞きますと「まわりの人」がムカッとしないか心配です。
同時に・・・心の中で・・・、
「お前が中心かよ!!」
「自分で言っちゃうのかよ!!」・・・と明るく!突込みをしております・・・。