手作りスピーカー(自作)の・・8・・でございます。
今回も自作バックロードホーンの話でございます。よろしくお願いいたします。
長岡式バックロードホーンの口径10cmD-118を設計変更した「D-118改」の製作です。
今回は・・・季節が悪く。
折からの熱波(なんと気温35度でした・・・じっとしてても頭がクラクラ・・)のため???、製作レポートが力尽きて、殆ど写真だけになってしまいました・・・。
あしからず・・・。ご了承をお願いいたします・・・。
部品を並べて確認し・・・・・・・・・木口テープを貼るためにボンドを塗って・・・。
ボンドはゴム系の定番のボンドです・・・右・・ステイン(メープル色)であらかじめパーツごとに
塗装して着色しておきます・・・。ステインは刷毛で板の表面を濡らしたら・・・すぐにボロ布で拭きます。こうするとムラになりません。
バッフル板の裏側にはツメ付きナットを打ち込んでおきます・・・これは小生にとっては必須の加工です。
例によってスピーカー端子は事前に半田付け、コードはウエスタンエレクトリック製・・・右・ツメ付きナットの出っ張りはヤスリで完全に削ります・・・根気良くキチンと削りませんと、取り付け時にスピーカーユニットのマグネット部分がぶつかってユニットが取り付けられません。
バッフルはツメ付きナットとの干渉を避けて2枚重ねにしておきます
・・・・組み立ての開始です。
スピーカーの前面から組み立てが進みます・・・。少々段取りの問題もあってボンドだけの接着になったパーツもあります(バッフルの下)
フロント部・・・かなり進んでます。 音道の開口部の階段も・・・・。
だんだん音道の形がわかってきます・・・。
音道の完成へ・・・・。夜になっています。しかし・・・・できてきてますねえ。
こういう内部の写真は作ったら二度と撮れません・・・。
両側の側板をつけますと、もう完成も間近になります・・・です。
コースレッド(木ネジ)を沢山使って側板を固定します。ここはガッチリやります。音に関係あり??です。側板の固定時は木工ボンドもスローなタイプを使う必要があります。(速乾タイプは作業中に固まってしまって問題です。)
ネジだらけの側板の上から3mmのシナ合板を貼ってネジを隠します・・キレイ!!
21mmの木口テープを貼って、3mm分を切って、ステインで着色しますと・・・あらもう完成に・・・。
なーんて・・・実際は本当に大変なのです。
※このバックロードホーン形式のスピーカーは、好き嫌いがはっきり出るスピーカーのようで、全くダメで、嫌いと言う方もいらっしゃると聴いております。
耳が良くて、周波数が分かるようなタイプの方にとっては、低音の特定周波数のピークとディップ(特性の凸凹です)が耐え難くて聴いていられない・・・とか、中・高音が雑で・ラフで、うるさくて聞けた物ではない・・・という方もいらっしゃるようです。
有名なスーパースワンでさえも、お作りになってすぐ後、聞けた物ではないので、捨てた・・と言う方もいらっしゃるそうですので、この自作スピーカーについての内容は、あくまで小生の感覚・自分の好みでございまして、客観的な比較や性能の説明とは申せませんので、その点、一ユーザーまたは小生が譲った友人の方の主観といたしまして、悪しからず、お許し頂ければと思います・・・。