作りました。手作りバックロードホーン・スピーカー。
・・・今回の自作スピーカーは定番の10cm口径です・・・。
工作は例によりまして・・・土日で・・・。
今は灼熱の中で作業をして、・・生きてて良かったという感じです。・・・大げさですね。
それは、型番・・D-118改・・・バックロードホーンです。
かねてから図面をお見せしたりしていました。その後、図面は少々修正していますが・・・。
改といってもチョットの「改」ですが、内容は奥行きを15mm増やし、正面のデザインを彫りの深い
D-37タイプにしたものです。音道も少々工夫して変更になっています。
まあまあ・・・そのことよりも・・・。
アツウございました・・・。
気温は35度くらいでしょうか・・。
直射日光を避けるために、キャンプのタープを張って、その下で作業をしましたが、それでも
『ザ・吹き出る汗』でした。
水をがぶ飲みしながらやりました。
幸い熱中症は避けられました・・・。それでも時折ボーっとしましたが・・・。
で、一応暫定の完成写真をどうぞ・・・。
まだ仕上げの気力が足りず・・・ちょっと塗装しただけですが・・・。
中央のこいつが10cm。ユニットはFOSTEXさんの限定FE108ESⅡです。
このユニットは買い置きしてありました。(最近のオークションで2個5万7千円でした)
で、音はバランスが良く低音も16cmに迫るものがあり、かつボーカルが前に出る・・・。
非常に「バランスが良いのです。」
16cmは低音の低いところからの沈み込みと全体の迫力。ボーカルがやや引っ込む。
10cmは低音は16cmにやや劣るが全体のバランスが良く、ボーカルが出る。
8.5cmは音色が美しく倍音の楽器・・バイオリン、チェロなど最高で女性ボーカルが
たまらない・・。しかし低音のレベルや全体の迫力はさすがに落ちる・・・。
です。
全部並んだ感じはこの写真です。並べ過ぎ・・・です・・・。
しかし、製作レポートを書く根性が、今は・・・ありません(笑)
(これ、この写真は携帯電話のカメラで撮影しています。使えるのでビックリ!!)
3枚目の写真は昨晩(13日夜)の状態です。
大して変わりませんが、10cmのユニットの前に、16cmや8.5cmと同様に保護するメッシュのカバーを付けて、さらに、音の出口の階段状の部分には砂利を小袋のビニール袋に分けて入れ、それを充填してあります。
砂利の上には音の反射を防ぐための吸音用に、現状、古いTシャツをかぶせてあります・・・。黒いフエルトを買ったらそれに掛け変えますが・・・。
で、2日目の音ですが・・・ンもう!たまりましぇ~ん!!でしょうか。
昨晩は良く聞く愛聴盤とクラシックでテストしました。
まず松任谷由実さん、DA・DI・DAと、さらに、チェックにはノイエムジークも・・なかなか
良いのです・・・音が良いし。
そして、高中正義さん(SACD)、four play(リー・リトナーの在籍時・・) とか、
さらに、ノラ・ジョーンズさん、ダイアナ・クラールさん、
畠山美由紀さん、アン・サリーさん・・・とかも・・・です。
そうそう、安全地帯・・・も聞きました・・。
(写真は畠山美由紀さんのアルバム・・・これ最高です・・・声質も大好きなのです)
クラシック系は・・・
ヨーヨーマ・・・プレイズ・モリコーネ(SACD)・・・映画音楽中心ですが・・・。
そして、ドヴォルザークの新世界・・・マーツァルの(SACD)
ヴィヴァルディの四季・・・SACD・・・。 などなど・・・です。
いやあ・・・音の鮮度、バランス、が本当に良好ですー。
FT17H(トゥイーター)を外しても聞いてみましたが、これがまた良くて、トゥイーターは不要と言えば不要ですね・・・。小生は「気持ちスパイスを・・・」で、つけて聞きますが・・・。
良いスピーカーです。
以前友人に引き取ってもらったスーパースワンとは、全く同じユニットですから音は殆ど同じだと思います。
しかし、スーパースワンにはニュアンスや音場感で負けている??と思いました。
一方で、音が真っ直ぐに飛んでくる・・・スピード感やストレートさではD-118改が勝っている
と思います。・・・この2者の選択は、好みの差・・・だと思います。
強いて言えば、
クラシック派はスーパースワンでしょうか?ホールの高さと、ゆったり響く低音などを聞きます・・・。スワンは低音が出まくり・・・ますから・・・。
ポップス、ジャズはD-118改でしょうか?スピード感に身をゆだねて、音楽の鮮度!!心地よさを味わう・・・でしょうか・・・。
しかし、どちらも実は汎用性が高いので、どういうソフトもこなしてしまいますから、優劣はソフトの差でも、つけがたいのでは?と思いますが・・・。
で、結局良いものは良いです。(なんのこっちゃ?)
図面は微妙に組み立て式や板取りを変更・修正していますので、一応あげておきますです。