ランタンのレストア・フォト・レポート6は(フィラーパッキン)、このパーツの整備です。
ランタンのメンテナンス課題としても、これは必須だと思います。
いつものように細かい話しになりますですが、ご辛抱よろしくお願いします。
例によりまして(ご紹介するやり方が、正しいかどうか?という面はございますので、お許しください)
では、硬く固化してしまって、ガソリンもれを起こしそうなフィラーキャップのゴムパッキンの交換です。これはパッキンを入手できたら簡単ですが、一応ご説明します。
このタイプのフィラーキャップの分解は、キャップをシッカリねじ込んで、上のビスをドライバーで緩めるだけです。下の写真の(キャップの中身)の裏側にビスがついています。
古いパッキンの状態です。ゴムなのにカチカチで、ところどころ欠けています。細いドライバーでこじって掘り出したらボロボロに割れました。この状態では空気が漏れてしまうのでタンクに圧が掛からず点火できません。
キャップの内側を細いドライバーなどで掃除し、仕上げにピカール(綿棒)で研磨します。
この状態にして新しいゴムパッキン(耐油ゴム)を入れます。
ネットでアメリカからメーカー製の替えパッキンを購入するとか、または、日本のオークションでは、個人の方がNBR(耐油ゴム)のゴム板(シート)からポンチで抜いた手作りパッキンを安価に出品されていますので、これを利用するとか・・・になります。
小生は、興味もあって、各種のポンチの寸法を揃えましたので、自分でも作ります・・・が、工具代を考えると、数個なら買った方がはるかに効率的ですね。
大き目のドライバーの先などでゴムパッキンを溝に押し込んだら完成です。
また10年?使えます。
※写真の小生の手がパーツを磨いたピカールなどで汚れておりまして、お見苦しくて、申し
訳ございません。