先日、植木 等さんがお亡くなりになられて、大変寂しいですし、残念でなりません。
小生クレイジーキャッツ・・・好きでした。
リアルタイムで「シャボン玉ホリデー」を見て育った世代ですから・・・。
植木さんの映画もかなり見ていると思いますし・・・。
最近、かつて活躍していらっしゃった先輩たち・・・・横山ノック師匠とか・・・・テレビ画面狭しと動き回られていた元気の塊のような方々が、だんだん逝かれてしまいます・・・。
仕方の無いことですが、本当に寂しいです。
何で人は・・・老いるのでしょうかね・・・。
あの永遠の令嬢・・・オードリーヘップバーンさんも、もういらっしゃらないんですから・・・考えてしまいますね・・・時間の経過の切なさを・・・。
皆さんスクリーンやテレビの中で輝いていたころのまま、老いなければ良いのに・・・。
避けられないのですね・・・時間はとめられない・・・。
しかし、こういう有名な方たちの場合は、われわれ一般人と異なり、映像や音楽などを残してくれている事を、やはり幸せと考えるべきなのでしょうね・・。
昨晩、自室でクレイジーキャッツのカセットテープを発見しました。
小生が30歳くらいのころ(今から20年以上前)だったでしょうか・・・。
アナログのレコード・・・・ドーナツ盤から1曲1曲録音したカセットです。
A面・B面それぞれ10曲づつで、全部で20曲・・・。
今では、そのドーナツ盤はどこかに行ってしまって、残っていません。
アクシアのハイポジのカセットテープにドルビーBで録音したものだけが残っていたのです。
録音は悪くありませんでした。
アナログのレコードから取ったものですし、音は問題ないです。
それをデジタルノイズリダクションの付いている小生のパイオニア製カセットデッキからCD-Rに焼きました。
このカセットデッキの威力は凄いです。音の鮮度が結構、無くならずに・・・出ています。
途中レベルの変動や、オートトラックのうまく行かない箇所の、手による打ち込みなど、少々苦心しながらですが、なんとか取り終えました・・・。
CD-Rのクレージーキャッツは、なにか・・・ちょっと蘇った様な気がしました。
音は結構良いですよ・・・。
歌詞が凄いんですよね・・・。多くが、過日亡くなられた青島幸雄さんの作詞と思いまが・・・。
(青島さんもそうなんですが、小生の好きな・・・凄い人々が最近になって多数亡くなられていて本当に悲しいと言うか、口惜しいと言うか・・・たまらなく残念な・・・やるせない気持ちです。才能が逝ってしまう・・・・何度も同じ事言ってて・・・すみません。)
クレイジーと言うと、スーダラ節、ハイそれまでよ、五万節、ドント節、とか、つい有名なものばかりになりがちですが、他にも名曲がたくさんあります・・・。
たとえば・・・ 『これが男の生きる道』・・・なんて曲は、大げさな曲調なのに歌詞は・・・・・・。
帰りに買った福神漬けで、ひとりで冷や飯を食ったら、古い虫歯がとても疼いた・・・でも、これが男の生きる道・・・・と歌い上げる内容ですから・・・始めて聞いた時などナンセンスといいますか・・・あきれたと言いますか、植木さんの歌と言うより「芝居」・・に大笑いしました。
生き生きしているんですよね・・・セリフと言うか・・・歌と言うか・・・つい笑ってしまうのです。
植木さんの笑い声に相当つられますよ・・・この曲の3番の歌詞・・・ボーナスが出て楽しく飲んで歩いてラーメン食ってる・・・ところの歌詞なんか・・・凄いですよ。
残しておきたい芸術・・・芸・・・・ですかね。
今後も大切に、このCD-Rを聴いて行きたいと思います・・・。
(でも、やはり・・・「寂しい」と感じているのは小生だけではないでしょうし、そういう寂しさを感じる方は沢山いらっしゃると思います。)
植木さん・・・クレイジーキャッツの皆様・・・。すばらしい歌をありがとうございます。・・・と申し上げたいです・・・。
やはり、やはり、、楽しんで、、、笑って聞かせていただくのが一番宜しい事なのだと、あらためて思います・・・。