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禁煙してみました

「禁煙してみました」
小生、今は非喫煙者ですが、もともと沢山・沢山喫煙していました。
1日に50~60本くらいタバコを吸っていました。
ずっとヘビースモーカーで約30年・・・。

20061128_01.jpg

ですが、今年の夏頃、ふと禁煙を考えたのです。
50歳も過ぎて「年も年」ですし、健康に不安が無いわけでもなく・・・。
また、高齢の母からも「最近顔色も悪い」などと脅され・・。

さらに会社の事を想像して「もし僕が倒れたら社員の人はどうなるかなあ・・」などと凄く不安を感じたのが・・・禁煙しようかと考えたキッカケだったと思います。

「タバコ・・止められるかなあ・・」となんとなく考えていたのです。

止めようかと考えると、サマセットモーム?の言葉を思い出します。
曰く『禁煙ほど簡単なものは無い。その証拠に私は何十回も禁煙している。』
確かこう言うお話でした(笑)。
要するに禁煙は大変難しいのですね・・・。
だって、一発で止めていたら「何十回」にもなりませんものね・・・。

そんな事を考えている時、たまたま、コンサルタント業務のお客様に出向いて、担当者の方の前で、このような禁煙がらみの『止めたいの・・・』話!をしていて、その時は確か、禁煙用のニコチン・パッチ(シール状で肌に貼るニコチン補給用品?)の話などが出まして、お医者でこれを貰おうかな?などと話したのです。

そうしましたら、その担当の方が、「禁煙には良い本がありますのでプレゼントします・・・」「別の友人もそれで止めたんですから・・・」などと言ってくれたのです。

早速アマゾンなどを見てくれているようでした・・・。

小生は「へー、禁煙の本?」などと半信半疑の感じでリアクションしてました・・・。

そして、数日後。

アマゾンからプレゼントの『禁煙本』が届きました。
タイトルは、『禁煙セラピー』。著者はアレン・カー氏。訳者は阪本章子氏。
発行所はKKロングセラーズ。

小生、かつて、禁煙して7年くらいの間タバコを止めていた期間がありました。

その時、止めるキッカケに読んだ本は確か・・・「5日でタバコを止める本」
この本は、結構!効果的だったという記憶があります。喫煙の害が怖くなった本でした。

それ以来、「禁煙本」は随分と久しぶりになります。

結論から言いますと・・・。

今回のこの『禁煙セラピー』はかなり禁煙の動機になりました。

従来の禁煙本との違いは、まず、第一章:喫煙の健康被害の話・・などが無いことだと思いました。この手の本で、健康被害や発ガン性の話が無いのを珍しく感じました。
パターンが違うのですね。

ただ、『へー!なるほど!!』と感じた事がいくつかあり、それが禁煙に繋がりました。

禁煙は心の問題。~止める理由を考えるより吸う理由を考える~
タバコは麻薬。喫煙者はニコチン中毒者。喫煙は中毒症。
西側諸国で致死率第1位の麻薬中毒症。
禁断症状が吸い終わってすぐに出始めるハイスピードな麻薬。・・だからチェーンスモーキングになる。
一本吸い終わった瞬間から「もう一本吸いたいだろう」と言う声が聞こえる・・。
しかし禁断症状は非常に弱く、3週間で体から99%排出できる。
止めにくいのは洗脳されているから・・・。
タバコが楽しみや安らぎなどを与えてくれると言う間違った観念が・・・洗脳があるから問題。

と言うような主旨が引っかかりました。
特に一本吸い終わってわずか1時間でニコチンの75%が体から出てしまうので、また吸いたくなる・・・。
1日20本くらいになるのはニコチンの1時間でかなり抜けるという性質からしてしごく当然・・・。

等と言った事を勉強しましたら、喫煙することが少々バカらしいように感じられました。

禁断症状のすぐに出る弱い麻薬の虜になっていたのか・・・と。

いずれにしても「喫煙の効能など精神的なものも含めて何も無い!」と言い切られているので、止める事に繋がったように思います。

なんだか吸う気が無くなったのを覚えています。

でも、果たして今後も禁煙は続けられるでしょうか・・・
少々の不安を伴いながら、105日を越えてまいりました。


11-24-06 23:29